フッサフッサ!
というわけで福生に行ってきたときのことを書いておこうと思います。
福生と書いてフッサと読む。よめないですよね、普通。
ここには米軍横田基地がありますので、多分東京の中でもかなりアメリカっぽいところだと思います。
で、やっぱりあるんです。米軍住宅が払い下げられたところとか、そういうエリア。なんとなく沖縄を思い起こしますよね。
で、そんな米軍住宅を一般公開しているところがあって、面白そうだったので行ってみました。
庭先に自由の女神。
その名もアメリカンハウス。ここは朝鮮戦争〜ベトナム戦争あたりの時代、基地内住宅だけでは整備兵の住居が足りなくなったため、急遽増やしたのが発端みたいです。
今も当時の内装を残しているという奇跡的な一軒でした。
装飾はアメリカンカルチャーに造詣の深い人が担当しているそうです。これは多分1950年代でしょうね。
部屋は2LDK。以前沖縄で泊まったかふーわに比べるとかなりこじんまりしています。
ここの管理人の人がとにかく面白い人で、いろんな話をしてくれるのが最高でした。
フッサ見物のついでに是非是非お立ち寄りください。
お昼ご飯はデモデダイナーのアボカドハンバーガー。
これ、冗談抜きにめっちゃうまかった。フッサ侮れません。
やっと春きたよ!
ちょっと桜が咲いても冬みたいな天気が続いていましたけど、木曜日からやっとこさ暖かい春がやってきてくれました。
資生堂 マキアージュ -MAQuillAGE- 90sec特別篇
まだまだ肌寒い日も続いていくとは思いますが、だんだんと私の気分も春になっていくものと思われます。
新しい相棒GRIIIで撮った東京のサクラをずららっと。
今年は満開宣言がやたらと早く出た割に、本当の満開は今週末ですよね。
こういうのも、どうでしょうか。
去年も同じところで白黒で撮っていますね。
これも去年も同じ構図で撮っていました。
月島の方の神社のサクラ。
ちなみに去年はこんな感じ。
SONY RX1の35mmで撮っていますね。
さてさて、これから新年度。日本滞在?も3年半経ちました。
気持ちも新たにジワジワと行きたいと思います。
GR3、使い始めました!
3月15日に発売されたRICOH GR3。16日朝から使い始めました。
元カメラメーカーの親父からは初期ロットはやめなさいと当然のごとく言われるんですが、まあ、いいじゃないですか。こんなに早く使いたいと思うカメラも一生でそうそうないでしょうし。
そのくらい、私はGRが好き、というよりも体の一部分になっています。このブログでもそうだと思うんですけど、単純に撮影枚数、外に出した枚数が最も多いカメラです。
という訳で大幅にアップデイトされたGR3、行ってみましょう。
私の使っている初代GR(APS-C)との大きな違いは
・手ぶれ補正がついた
・センサーが変わって、解像度が16Mから24Mになった。
・レンズの構成が変わった
・タッチ液晶になった
・AFがちょっと早くなった
・横幅がちょっと小さくなった
・バッテリーが持たなくなった
・フラッシュがなくなった
まあこの辺だと思います。もうこれだけでお腹いっぱい、即買い換えたくなるんですが、まだまだあります!
・マクロが10cmから6cmに。
・起動がちょっと早くなった
・タッチAFが結構使える
・USB-Cになった
この辺も全部いいと思います。
ここまでキテたら発売日に買わなければならない。そういうテンションになりますよね。ありがとうRICOH!作ってくれて!とCP+でマジで伝えました。
一発目、羽田に朝着いて、新しいGR使い始めて、すぐに昼の焼肉です。
すでにCP+でかなり使いこませてもらったこともありまして、大体の雰囲気は分かっていたのですが、きびきびと動く感じはやはり素晴らしい。ISOも3200でもノイズをあまり感じません。その上になると急に増えてくるのですが、それでも等倍で見たりしなければ破綻しません。十分使える高感度になったと思います。
1/5秒でもブレない、手ぶれ補正。この手ぶれ補正はかなり使える手ぶれ補正だと感じました。GR Digital IVの手ブレ補正とは全く違う。この手ぶれ補正とF2.8のレンズとISO3200までほとんど違和感なく使える高感度があれば、手持ちで撮れないものはほとんどなし!まさに究極のカメラといっても構わないレベルに突入していると思います。
露出補正ボタンがなくなってしまったので、ちょっとだけまだ違和感がありますが、慣れれば全く問題ない気もします。これはもう少し露出を増やしたかったですね。
色の出方っていうのも、割と広くなっているんじゃないかな。特に飽和しやすい赤も安心のバランスで仕上げてくれています。もちろん露出補正はかなりしています。
横浜のシルク博物館。まゆの光沢感、いい感じです。
こちらも同様に。
ビーフサンド。ボケ味も結構いいです。
ちょっとだけ気になるのは、少しだけ陣がさ型の歪曲収差がある?
こういう被写体だと気になってしまう。
こちらからハードトーンモノクロの作例を。
今までエフェクトと呼ばれていたものがイメージコントロールという名前になっています。どれも実用レベルで、わざわざいじるためにRAWで撮る、ということもこのカメラではほとんどないかなと。
春の日なのに真夏の暑い日のような雰囲気になった。
ちょっと日本ぽくないエリアにて。
このハードモノクロ、天気のいいときに、あえてモノクロームでバッキンバッキンなコントラストを使って表現したい時に使えば、すごく気持ちいい雰囲気に仕上げてくれます。
AFに関してはそれほど早くなっていないという意見もあると思いますが、APS-Cでレンズがこの感じであれば仕方ないのかなと。この辺はもう少し使ってからまた報告しますね。
という訳で使い始めて二日間の写真を中心に、まずは!のご報告でした。
CP+
年明けて2月は自分にとっていろんなことがありすぎて、今までの人生でも珍しくポジティブな考えができない状況で、ブログを書くことも写真を撮ることもテンション的にできなかったのですが、色々な人の助けを借りてだんだん良くなってきたのと3月になったので、少しずつペースを取り戻して書いていこうと思います。
という訳で気分をアゲるためにもと年に一度のカメラの祭典、CP+へ。
日本に帰ってきて3年ぶり、2回目。久々に参加できました。
今回の自分的な目玉は何と言ってもリコーのGRIII!
じっくりと触ってきました。
今使っているGRに対しては、ISO1600くらいの高感度でかなりノイズが出ることが最大の弱点だと思っていました。それが今回のGRIIIではISO6400でもほぼOK。しかも手ぶれ補正もついて鬼に金棒状態。
これ、1/5、手持ちです!4段分の手ぶれ補正は伊達じゃない。触るまでは本当にGRに使える手ぶれ補正がつくのかな?って不安だったんですが、これは、ちゃんと効く手ぶれ補正だ!
これなら手持ちでなんでも撮れると言っても過言ではないでしょう。しかも2段分のNDフィルターもついているので、昼間でもある程度の長めなシャッター速度、結構いけるんじゃないでしょうか。
もうこれだけで十分!十分なんですけど、GRIIIはさらにAFも早くなって、マクロも6cmまで(GRは10cm)いける。しかもサイズは小さくなるという。
これほど、使っている人がこうだったらいいなという思いに対して正常に進化したカメラはないかもしれません。
そんなGRIII、3月15日に発売だそうです。
私としてはDP2を買った時と同じく、予約して買いたいと思います。
そのほかはフジのプリント展示が素晴らしかったですね〜。照明も素晴らしいんですけど、そこに本物があるかのような実存感で、ものすごく綺麗。インクジェットとは違うコッテリしたプリント。これからは頼んで大きくプリントをやってもらおうと思いました。クオリティからしたらそんなに高くない。ちょうどいらっしゃった開発者の方に聞いたら採算度外視レベルとのことでした。
そして写真の師匠と思っている塩澤先生のステージも見られて元気をもらい、挨拶もできたことが何より嬉しかった。行ってよかったCP+でした!
SIGMAの40mm、これもよかったなあ。
EOS RP。EOS Rと同じで撮影後、一瞬だけ表示がカクつく。あれさえなければ移行できるんですが、、、。
2018-06-05 船の科学館の宗谷
天気の良い5月の昼下がり、20年ぶりくらいに、いや、もっとかな25年ぶりくらいでしょうか。うーんなんかO氏と行った記憶もあるのでそんなに経っていないかも。
という感じで船の科学館に行って来ました。
昔青函連絡船が展示されていた時には中にDE10があって、青函連絡船が解体された時に中から取り出して、千葉のポッポの丘で保存しているのを見に行ったことがあります。
[Yの王宮 ポッポの丘に移設したDE10 http://d.hatena.ne.jp/p0lar-star/20170124/p1]
5万トンの客船を模した建築も40年の歳月が押し寄せて、2011年の地震の後に耐震基準などの影響か、展示は休止され、事実上の休館状態となっております。
併設されていたプールも今やパラリンピックのための体育館になっており、死に体状態です。昔の輝きはすでに消えているお台場ですが、腐ってもお台場。ゆりかもめの駅から近く、立地は良いと思うので、なんとか新しい展開が生まれてもいいんじゃないかなあと思います。勿体無いですね。
山手線の新駅もこの笹川親分のビルのすぐ近くにできるようですし。
その休止中の本館についてはロビー付近にのみ立ち入ることができます。
ロビーの雰囲気だけ見れば全く老朽化の気配なし、ホテルのロビーのように豪華な意匠が目を引きます。
こんなに豪華だったんですね。子供心には全くわかりませんでした。
昔の羽田空港にあったような手前に開く自動ドアも健在でした。これをよく覚えています。
ロビーでは宗谷の写真展を開催しておりました。
で、宗谷。
宗谷は船の科学館で二式大艇と一緒に長らく展示されておりましたが、別料金。なので私宗谷を見学するのは初めてでした。
今は無料で見学できます。東京都の公園整備となんとなく一緒にやっているようです。VIVA東京都。
昭和30〜40年代をそのまま真空パックしたような中の雰囲気です。船自体は戦前からの船です。
船の食堂の雰囲気もなかなかいい感じでしょう。
空調がないので、日が照る方の部屋はやたらと暑いとか。
今では防火のためになかなかそのままは使われない木がふんだんに使われています。
こちらが船長です。みんな思うと思うんですけど、BBゴローに似ています。
こちらがブリッジ。操舵輪が木製。ほんと、クラシックな船だったんですね。
後付け感が半端ないヘリ甲板。
運用時は柵は当然なかったので、結構怖かったでしょうねえ。
やたら寛いでいる男たち。南極用に缶入りのタバコ(わかばとか)が開発されたそうです。缶ピースでいいじゃん。
じいちゃん家にあった東芝のエアコン。デザインがオシャレだよね。
8気筒直列エンジン。わずか2400馬力。これを2機並列で4800馬力。よくぞこれで南極まで行ったもんです。
昔に比べるとかなり綺麗に改装された宗谷。ファンネルマークも塗り直されているようです。
今となっては宗谷しかないといってもいい状態の船の科学館。
昔のお土産コーナーが別館として整備され、笹川さんぽい展示が集中して置いてあります。これはちょっと面白い、海底の地形と経済水域を一つの地図に表したもの。これを見ると日本海は湖だし、世が世ならほとんど日本は大陸(の海岸線)ですよね。
タンカー用の大型スクリュー。とても綺麗に整備されています。
というわけで船の科学館でした。
お台場の喧騒から少し離れ、のんびりとぶらぶらするにはちょうどいい施設なのですが、船の科学館が結構好きだった人として、再興を期待したいと思います。