最北の駅たち


豊富温泉にて一泊しつつ、なぜか朝4時起きで宗谷岬へ。宗谷岬ついたの5時半ですよ!?
この時間、ここより北にBRZは存在しない!

というわけで宗谷岬です。前回立ち寄ったのは確か2001年だったと思うので11年ぶりの再訪となりました。
殆ど変わっておりませんでした。




最北のたこ焼き屋のタコ絵。



最北のメガソーラー。それほど大きくはなく、凄く見にくいところにありました。なのでこのほっそい画像で・・・



稚内駅。いつの間にこんなに改装して近代的な駅になってしまったの!?
ちょっと残念でなりません。
と、駅を見学していると、7時10分発のスーパー宗谷2号 札幌行きが入線。
これは、なんとか頑張れば抜海駅で撮影できるんじゃないか?!ということで直ぐさま抜海駅へ。



間に合った〜〜!稚内で見たスーパー宗谷が北海道最速130キロ(本当は札幌-名寄onlyですが)で駆け抜けていきました。
それにしても10年前来た時にはまだバンバン走っていた利尻の寝台(14形)に乗っておけば良かった・・・路盤改良で宗谷がスーパー化してから夜行の利用は減っていたのでしょうね。今更後悔です。



稚内駅行きが交換。






列車の居なくなった抜海駅。とても落ち着く良い駅です。日本最北の無人駅にして日本最北の木造駅舎。
数軒の家を除いてまわりには当然何もありません。



兜沼駅。



旧兜沼郵便局の兜沼郷土資料館。
1934年に建てられた美しい建物が目を引く。



豊富温泉に7時半に帰ってきて朝ご飯!
宗谷岬往復も朝飯前だぜ!!
ちなみにお世話になったのは白いプリンが有名という川島旅館さん。
古い建物を改装して使っているためとても居心地の良い宿でした。



豊富温泉はサロベツ原野で泥炭が採れるような土地でもともとは石油の試掘から湧き出た温泉。
そのためかなり「濃い」湯で、色は黄色。入るとぷーんと本当に石油のような匂いがします。
今まで入ったことのない湯で、これは確かに色々効きそうな湯でした。
アトピーに効くということで湯治に来る人も多いとのこと。



さて、旅館に別れを告げ、日本海側のマイフェイバリット国道であるオロロンラインを南下。天売島を目指します。
の、前に最後の駅舎訪問。下沼駅。錆びた塗装がなんともいえない旅情を漂わせています。



レールの曲がり方が2面2線だった名残を唯一今に伝えています。



駅舎の中はとても綺麗にしてありました。こうした駅が今後も存続できるのか、正直分かりませんが、なんとか残していって欲しいと願わずには居られません。