Vienna

7月の中欧出張、最後は振り出しのウィーンに戻ってきました。
もうすぐこのシリーズも終りです。結構長かった…。


ウィーン、説明するまでもなく日本人も大人気の音楽の都ウィーン。
ただ、時間もなかったのでそういうところには一切立ち寄らずに去ってしまったのが悲しいですね。
個人的には一条ゆかり先生の漫画プライドの影響が強いので、史緒ちゃんが舞台に立った国立歌劇場とか行きたかった(外観は見ました)んですけど、まあそれはまた別の機会にということでしょう(そりゃそうだ)。




歌劇場前の目抜き通りを歩いてみました。



シュテファン教会の目の前に建つ現代建築ハースハウス。
コントラストと違和感が凄いけど調和していると言われればそうかもしれない。



シュテファン教会の目の前にいたキャバリアコッカスパニエル。非常に聡明そうな顔立ち。



シュテファン大聖堂。兎に角デカイ、というとそのままなのですが、13世紀の建築が今でもこれほどまでに使われているというのはやはり脅威ですねえ。



ザッハートルテの元祖、ホテルザッハー名物、ザッハートルテ。
意外と日持ちがするケーキなので買って帰りましたが、チョコがMAXなのに重くなくてうまし。生クリームと一緒に食べるというカロリー過多っぷりもこれぞチョコレートケーキの元祖感があります。
食品のルーツを辿る本店道としても重要なお店ですね。


今回、日本というより世界で一番飲まれているビールであるピルスナータイプの元祖、チェコピルゼン市のピルスナーウルケルとともに本店道認定。





ウィーンも路面電車が活躍しています。そのため、頭上には汚い電線(架線)が張り巡らされていますが、意外と気にならないのはなぜでしょうか。ザルツブルグトロリーバスの運行のため、これでもかというくらい電線(架線)あるのですが、割と気になりませんでした。いやそんなことないか。そりゃ無いほうが気持ちいいよね。


タイ人、ここに非常に注目してまして、意外と電線多いな、綺麗じゃないな、という意見と路面電車のは目的がわかるから良い、普通の電線は地中化してあるから美しい、タイもこうすべきだなあという意見などイロイロありました。私も電線の地中化はやって欲しいです。成功すればクールビズに続いて戦後まともな政策ベスト3に入れられます。ただ、ここ10年ほど、アレを新海誠のアニメーションや様々な漫画の中で心象風景の一部として美しく描いたりしているので若干心配ですが。


ちなみにメーカーはSimmering-Graz-Pauker。ウィーンの車両メーカーです。




夜はウィンナー。ウィーンですから、ウィンナー食べないと。これはタイの方にもไส้กรอกเยอรมนサイコークイェラマンとして好評でした。まあドイツじゃ無くてオーストリアですけど。



以前はタイの方がヨーロッパに来ると格式の高いところにばかりいって殆ど料理は食べられないものばかり、しかもタイ料理の調味料を持ち込むと怒られるのでこっそり隠し持っていって使っていたそうです。後で皿から立ち上る不思議な香りからシェフが何か変な調味料を入れてしまったのでは訝しがる話など面白かったです。


今はお店も大衆的なところに行くようになって、持ち込みOKなので大分食べられるようになったと。かくゆう私もタイの調味料が無いと味気なく感じてしまいます。



最終日はシェーンブルン宮殿へ。内部の写真は撮れないし、人が多いのでマリア・テレジア好きでなければスルーしてもいいかなと。宮殿という割に外観はさっぱりしていますしね。
私は男はつらいよ41作目で寅さんが竹下景子と一緒に何故か来るシーンを再現して楽しみましたが・・・

この標識などは無くなっていました。



次回は最後、DP3で撮ったウィーンで終わりにしたいと思います。