GR3、使い始めました!
3月15日に発売されたRICOH GR3。16日朝から使い始めました。
元カメラメーカーの親父からは初期ロットはやめなさいと当然のごとく言われるんですが、まあ、いいじゃないですか。こんなに早く使いたいと思うカメラも一生でそうそうないでしょうし。
そのくらい、私はGRが好き、というよりも体の一部分になっています。このブログでもそうだと思うんですけど、単純に撮影枚数、外に出した枚数が最も多いカメラです。
という訳で大幅にアップデイトされたGR3、行ってみましょう。
私の使っている初代GR(APS-C)との大きな違いは
・手ぶれ補正がついた
・センサーが変わって、解像度が16Mから24Mになった。
・レンズの構成が変わった
・タッチ液晶になった
・AFがちょっと早くなった
・横幅がちょっと小さくなった
・バッテリーが持たなくなった
・フラッシュがなくなった
まあこの辺だと思います。もうこれだけでお腹いっぱい、即買い換えたくなるんですが、まだまだあります!
・マクロが10cmから6cmに。
・起動がちょっと早くなった
・タッチAFが結構使える
・USB-Cになった
この辺も全部いいと思います。
ここまでキテたら発売日に買わなければならない。そういうテンションになりますよね。ありがとうRICOH!作ってくれて!とCP+でマジで伝えました。
一発目、羽田に朝着いて、新しいGR使い始めて、すぐに昼の焼肉です。
すでにCP+でかなり使いこませてもらったこともありまして、大体の雰囲気は分かっていたのですが、きびきびと動く感じはやはり素晴らしい。ISOも3200でもノイズをあまり感じません。その上になると急に増えてくるのですが、それでも等倍で見たりしなければ破綻しません。十分使える高感度になったと思います。
1/5秒でもブレない、手ぶれ補正。この手ぶれ補正はかなり使える手ぶれ補正だと感じました。GR Digital IVの手ブレ補正とは全く違う。この手ぶれ補正とF2.8のレンズとISO3200までほとんど違和感なく使える高感度があれば、手持ちで撮れないものはほとんどなし!まさに究極のカメラといっても構わないレベルに突入していると思います。
露出補正ボタンがなくなってしまったので、ちょっとだけまだ違和感がありますが、慣れれば全く問題ない気もします。これはもう少し露出を増やしたかったですね。
色の出方っていうのも、割と広くなっているんじゃないかな。特に飽和しやすい赤も安心のバランスで仕上げてくれています。もちろん露出補正はかなりしています。
横浜のシルク博物館。まゆの光沢感、いい感じです。
こちらも同様に。
ビーフサンド。ボケ味も結構いいです。
ちょっとだけ気になるのは、少しだけ陣がさ型の歪曲収差がある?
こういう被写体だと気になってしまう。
こちらからハードトーンモノクロの作例を。
今までエフェクトと呼ばれていたものがイメージコントロールという名前になっています。どれも実用レベルで、わざわざいじるためにRAWで撮る、ということもこのカメラではほとんどないかなと。
春の日なのに真夏の暑い日のような雰囲気になった。
ちょっと日本ぽくないエリアにて。
このハードモノクロ、天気のいいときに、あえてモノクロームでバッキンバッキンなコントラストを使って表現したい時に使えば、すごく気持ちいい雰囲気に仕上げてくれます。
AFに関してはそれほど早くなっていないという意見もあると思いますが、APS-Cでレンズがこの感じであれば仕方ないのかなと。この辺はもう少し使ってからまた報告しますね。
という訳で使い始めて二日間の写真を中心に、まずは!のご報告でした。