今年良かったもの映画編


昨年に引き続き、タイの劇場でみたのはアバター、晴れ時々ミートボール、アリスインワーンダーランド、バイオハザード4特攻野郎Aチームインセプショントイストーリー3、ナルニア3でした。Aチーム、インセプション以外は3Dでございました。日本に帰った際に観たのはちょうどいいタイミングでやっていたナインのみ。地方にいった時に映画観るのが一番幸せな時間なのですが、それは出来ず。正直観たいものを観ているんじゃなくてやっているのがこれしかないから観たというものも多いです。それ以外で今年多かったのが飛行機の中で観たもの。最近はオンデマンドで日本の映画も常時何本かあるので国際線の出張が多かったらこりゃ寝ないで観てしまうと思いました。観たのは第9地区釣りバカ日誌FINAL、告白、アラジン(これは旧作)、のだめカンタービレ完結編後編、ソフトボーイ、(それと題名忘れましたが30年くらい前の恋文を送った人を探しにいくっていうスペインかイタリアが舞台の映画)。DVDで観たり、iTunesでレンタルして観たのは旧作ばかりで、今年の新作でいうとインビクタス、ソルト、マイレージマイライフ…くらい?旧作含めても年間50本観ていないんじゃないかという例年にない少ない年になりました。


この中でおすすめ出来るのはもうおなじみ過ぎるかもしれませんが、トイストーリー3。これはあまりにも良かったのでバンコクIMAXに2回目を見に行きました。これはもういろいろなところで書かれているのでいいでしょ!っていうくらいおすすめですね。ラストシーンやその前のシーン等、人種関係なく泣かされます。てっぱん。


それと佳作ですが、とっても良かったのがマイレージマイライフ。ヒルトンホテルとハーツレンタカー、そしてアメリカン航空というなんだか定番中の定番なアメリカ国内安心ブランドを舞台に『失業』に対して真正面から扱っています。家族と仕事というテーマに失業+結婚を組み合わせた事によって家族の大切さと面倒臭さの両方が描かれていて、この歳で観て良かったと思える映画でした。逆に子供の時に観ても分からなかったでしょう。多くの演出は古典的ですが音楽の選曲と使い方も真っすぐで上品で映画見た目の水準が高いのも見終わったあとに爽快でありながらも考えさせる余韻を残してくれます。マイアミとミルウォーキーの気温差も良くわかり、アメリカ国内の広さも実感させられます。マイアミでの社内向けパーティなどリアル風に描かれててなるほどうまいなあ、です。


あと、それほど飛行機がバンバン出てくる、という程ではありませんが、実際にあるサービスネタが効果的に使われていて空港、アメリカン航空好きにはグッと来るんじゃないでしょうか。オープニングの空撮はセンスいいですよ〜ドラマ・アリーマイラブでは街を真上から撮った空撮がCMあけで必ず入りますが、あれの拡張版でアメリカ各地方の今まで映画では出てこなかった不思議な景色の空撮がたくさん観られます。