DP3 in チェンマイ2 首長族の村

チェンマイ市内から約40分のところにある、バーントンルアンへ。
ここは北部の山岳民族が共同で生活を送る村。山岳民族の中でも有名な首長族もおりました。
むー族の族長としては会って族長会議でもしたいところです。


とても印象的なところでしたので全てDP3で撮っております。



2005年に生活の安定と文化保護のためにエコビレッジとして開村したのが始まり。



入場料500Bとお土産物の収入で生計を立てております。



アメリカのネイティブアメリカンの集落ではカジノ営業を許可して生計を立てさせるも、荒れちゃったりしてなかなかうまくいかないという例を聞きますが、こちらはある程度成功しているのでしょう。お土産物を売りつけるような事は無く、とても穏やかな時間が流れていました。



そうした背景の上で割り切って成り立っているから良いでは無いかという人と、お金を取って見世物にしているのは人間動物園になってしまうといった批判があるそうで、それも良く分かるのですが、動物園自体のことを考える上でも、此処を訪れるのは興味深いと感じました。





村は一周1時間くらいの大きさです。




首長族の人達。



本来の生活とは違う環境なのでしょうが、もはやびっくりするほど自然に生活している風景を見る事が出来る希有な体験。私個人としてはこういう所があっても違和感が無いのがタイという国の文化的余裕なのかなと思います。