帰宅


 その後、石垣から土砂降りの中、那覇行きの船に飛び乗りまして、帰ってきました。相変わらず新港降りたところでホワイトTaxiのおっさんがいたので、大学まで1000円でどうだ?との交渉するも、決裂。やはり燃料費が上がっているのか。バスで720円かけて帰宅。那覇市内からそう離れていないのに高い。ちなみにタクシーだと2200円くらい。


 写真は波照間のお酒、「泡波」。おみやげに100ml320円の小瓶を4本購入。後ろに写っている三合瓶を内地で買うと5000円以上はするみたい。正価が1000円ちょいですので、5倍。しかも下手すると1万円以上だったりするらしい。飲みやすいおいしい泡盛ですが、はっきりいって720mlを5000円出して買うのはちょっと狂気の沙汰。


島内消費が大半で生産量が極端に少ないため、希少という付加価値はありますが、これだけ金額上昇するのは、「越乃寒梅」の普通酒を5倍の値段で売って、評判を落とすのと同じかもしれません。まだ島内では飲もうと思えば簡単に飲める、正しい意味での「地酒」といえるため、ひどい状況ではないですが。


http://tenant.depart.livedoor.com/t/okiiro/item_detail&id=1295524.html
ここだと15000円で売ってます。古酒ならまだしも、これじゃ泡盛全体の評判を落としかねないし、この値段で売って、他の泡盛メーカーに申し訳なく思わないのかねえ。定価は1000円ちょいなのに・・・


 また、沖縄の泡盛は特別措置で酒税が復帰後軽減され続けており、その期限が切れる2007年からは値段が上がります。それを機に値段の安い焼酎、大規模な生産を行う内地企業が進出するでしょう。それに伴い、いままでは○年古酒が51%以上入っていれば○年古酒と書けたものを、2004年から何%何年の古酒が入っているのかきちんとわかるように表示を厳格化したり(ex.5年古酒80%3年古酒20%)、泡盛業界側の努力もあります。果たして零細な会社が多い泡盛業界は乗り切れるのか。泡盛が内地でもブームなため注目してます。