最南端。


当然、日本の最南端はコンクリートで覆われた沖ノ鳥島であるんですが、人が住んでいる島で最南端なのはここ、波照間島でございます。というわけで、こちらも当然行きますよね。プライオリティ、ナンバーワンでございます。


日本の端っこシリーズですと、一番メジャーなのが北海道の宗谷岬ですが、あそこと違ってものすごく何もありません。案内すらないくらいで、このあまり広くない島を自転車で半周することになってしまいました。ちなみにこれは竹富町が作った最南端の碑。このほか、建設会社が寄贈した最南端とか右翼が建てた最南端とか、国土交通省の最南端とか、全国各地から集めた石で作った最南端とか最南端多すぎです。



授業を休むこととのバーターで先生に渡すため、波照間でしか手に入らない泡盛、「泡波」を手に入れ、ほぼ目的(船が欠航しまくっていて滞在可能な時間が少なくて、かなり絞ったものになってしまったけど)を達成したあとは投宿です。波照間島には民宿が5,6軒あるんですが、その中でも夕食の無茶な量と、桃岩荘のような、いわゆる70年代ユースホステルの雰囲気が素敵っぽかった「たましろ荘」をチョイス。


部屋はお世辞にも綺麗とはいえませんが、どうせ寝るだけですので、気にしません。が、噂通り夕食は激しかったです。なぜか写真に撮っていないんですけど、もの凄く太いうどんと鰻丼・・・湘南台の豚菜を思い出しました・・・


なんとかうどんを少し残しつつも食べ(残りは肥料になるそうです)、ビール、泡盛(泡波!)飲み放題のゆんたく時間が始まります。自己紹介などをしつつ、すぐにうち解ける旅人たち。酔いが皆回った頃、ギターを抱えた旅人や三線持参のネエネエのライブが始まって、波照間の夜は更けていきました。