直のリレー
今日から交替勤務。うちの働いてる工場は24時間操業なので
製造部門な人は3交替で勤務にあたってます。
今回はその研修ということで朝8時から午後2時半までの
「1直」勤務でした。
朝着くと前の3直の人達からの引き継ぎがあり、我が直の担当に。それが終わると次の2直へと引き継がれる。
まさに谷川俊太郎の「朝のリレー」ならぬ「直のリレー」。
「直のリレー」
原料糖が大好きな3直の若者が
上白糖のサンプリングをしているとき
色価の良さが持ち味の1直の娘は
白ザラ糖の夢を見ている
日勤の課長がほほえみながら家路を急ぐとき
2直の班長は
オーストラリアから来た原糖船にウインクする
この工場では
いつも誰かが砂糖を作っている
ぼくらは直で砂糖の精製をリレーするのだ
1直から2直から3直へと
そうしていわば交替で砂糖の安定供給を守る
コーヒーを淹れたとき
誰かが砂糖を必要としている
それは我々が送った砂糖を
誰かがしっかりと
受けとめた証拠なのだ
てな詩にするとなんともロマンティック!
いやただの3交替でしょって言われると、その通りなんだけどさ…