直のリレー


今日から交替勤務。うちの働いてる工場は24時間操業なので
製造部門な人は3交替で勤務にあたってます。


今回はその研修ということで朝8時から午後2時半までの
「1直」勤務でした。


朝着くと前の3直の人達からの引き継ぎがあり、我が直の担当に。それが終わると次の2直へと引き継がれる。


まさに谷川俊太郎の「朝のリレー」ならぬ「直のリレー」。


「直のリレー」


 原料糖が大好きな3直の若者が
 上白糖のサンプリングをしているとき


 色価の良さが持ち味の1直の娘は
 白ザラ糖の夢を見ている
 

 日勤の課長がほほえみながら家路を急ぐとき
 2直の班長
 オーストラリアから来た原糖船にウインクする


 この工場では
 いつも誰かが砂糖を作っている


 ぼくらは直で砂糖の精製をリレーするのだ
 1直から2直から3直へと


 そうしていわば交替で砂糖の安定供給を守る


 コーヒーを淹れたとき
 誰かが砂糖を必要としている
 それは我々が送った砂糖を


 誰かがしっかりと
 受けとめた証拠なのだ




てな詩にするとなんともロマンティック!


いやただの3交替でしょって言われると、その通りなんだけどさ…


「朝のリレー ネスカフェCM」
http://www.youtube.com/watch?v=QK28aOvqFXM