雲仙観光ホテル〜〜〜

長らくお待たせいたしました。ネットが切断されておりましたが、やっと復旧して更新再開です。タイ東北部はバンコクの喧噪は何の関係もないという感覚で、なにも変わらずからっとして気持ちのいい季節になりました。


さてさて、雲仙観光ホテル!ここは、上海航路で入ってくる海外客用に整備した昭和10年に出来たホテルで、いまだに其の当時の建物、内装を守っている希有なホテル。なにしろその建物のデザインや雰囲気が素晴らしい!素晴らしい!すばらしーーーい!こういう古いものを大切に使うのはいい。特に昭和初期の建築は重厚感と軽さのバランスが絶妙で上品なんですよね。あまりにも素敵でこの時代のホテル巡りをしてみたいなあと思えるホテルですね。


それにもましてここはサービスが良かった。昭和初期から変わらずサービスしていますという台詞が自然に思えるほど、どっしりと安心できるサービス。長期滞在者がとても多いと言う事もうなずけるおもてなしの心。こういう所に来てしまうと、バンコクのホテルがいくら良くても霞んでしまう。タイの文化とホテル文化のそれが融合しているという発見をなかなか出来ないからね。昭和初期の日本人は西洋のホテル文化というものもしっかりと自分のものにしているなあ。


道路からの取り付け部分。



エントランス。大きさも程よく、3階建て。


重厚で落ち着きのあるロビー。上高地帝国ホテルの雰囲気と同じです。あの時代に建てられた共通点がたくさんある事でしょう。


廊下。絨毯の模様が美しい。家具もすべて昔からのものとの事。ふんだんに使われた木材が暖かい。


この記事勿論続きます。

http://www.unzenkankohotel.com