ボートレースとハーリー


さて、タイに住んでいるのに日本の話題が続いてしまいましたが、そろそろタイの話題に戻りましょう。
今回紹介するのはタイのボートレースと沖縄のハーリーの類似性についてです。
私は沖縄に以前住んでいましたが、驚くほどにタイに似ている所が多いと感じる事が多いです。そのなかでもびっくりしたくらい似ているのは、沖縄の伝統的なボートレース「ハーリー」とタイのそれです。


まずはこちらの写真をご覧下さい。




上が沖縄(西表島)のハーリーで下がタイのうちの近所でやっていたボートレースです。衣装は沖縄の方が気合い入っておりますが、調子に乗って水の中に入っちゃっているあたりとかそっくりです。さらにいうとテントの中にVIP用の席が設けられているのも同じ。




こちらも上が沖縄、下がタイです。船の形状もそうですが、レースの方式も0-400みたいな短距離走で、最大4艘が競争するというシステムも同じ。人種というよりも環境で人は似てくると思いますが、これほど似ているものがあると、文化的に沖縄とタイは交流が多かったのではないかと感じられます。泡盛は今でもタイ米ですし、ムーチーもカオニャオで作られているのもそれを物語っているでしょう。


沖縄に似ているからこそ、沖縄を割と心から愛している私はタイにおけるタイ人の行動ほぼすべてに違和感を感じる事が無いのかもしれません。今回の空港占拠をやっちゃった事に関しても、それぞれの勢力の関係はさておき、ありそうだなーと納得してしまいます。それでいいかは全く別ですがね。


さて、明日12月5日はプミポン国王81回目の誕生日です。それがすんだらどうなるのか、全くわからない状況です。タイの事ですからあれは無かったことにしてゆるく元に戻る気もします。