タイ王立空軍


はーい!おひさしぶり!
1月の第2土曜日は子供の日。各地で超子供の日イベントが行われているみたいですが、私が注目したのはタイ王立空軍の年に一度の基地開放。そうなんです。普段入れないタイの空軍の各基地がが子供の日のみ、一般解放されてショー等々が行われるのです。将来の国防を担う子供への宣伝のため、子供の日にのみ一般開放されるというのがうまいですよね。


しかし!土曜日は一年を通して週休1日の私としては出勤日。ということでワイフに偵察撮影してもらって来ました。



PC-9 Pilatus。日本でいうところのT-3,T-7と同じ初等練習機です。
この機体はイギリス空軍の新型練習機計画を受けて新開発した機体。ちなみに日本のT-7採用時に同じスイス・ピラタス社のPC-7mk2が候補にあがっておりました。ロングノーズ、グラスコックピットとP-51Dのようなスタイルがなかなか素敵な機体です。塗装はまんまタイ国旗の3色でこちらもなかなかおしゃれ。



F-16B。おなじみF-16Aの複座練習用機。キャノピーがやたらでかいのが特徴。タイ国は最強戦闘機部隊としてF-16を60機導入しております。最近ではこれにJAS39グリペンが追加されるようです。尾翼のライトニングマークからも分かる通り、こちらの機体はコラート基地の第103飛行隊「ライトニング」の機体。



タイ空軍の旧主力機、F-5の偵察機バージョンRF-5A。タイには3機導入されているみたいですね。



ダッソー/ドルニエ アルファジェット 。子供用にコックピットが見られるようになっております。普通の年は子供がいればコックピットに座らせて写真を撮ってくれるそうなんですが、今年から基地に国王の孫娘が住んでいる影響なのかこのサービスはなしで残念。



最後は謎の物体をばらまいていった(飴かガム?)UH-1Hです。


ワイフによれば展示内容としては飛行展示=アルファジェットが各基地を巡回パス(5回見たとの事)、地上展示=上記の機体などなど。三脚系のカメラマンは皆無でほぼ家族連れという感じだったようです。是非来年はJAS39の飛行展示を行ってほしいですね。