ラオス軍事博物館

日帰りでラオスへ。朝7時に出発、9時半に国境通過しつつ朝ごはん、10時にビエンチャンへ。



国境の犬。相当変な顔してあげたのに全くスルー。



生まれる前のコロナのタクシー。これは貴重。乗りたかったなー。
古い車でずいぶん前からタクシーやっているのかと思いきや実はビエンチャンのタクシーは最近始まった新規事業です。



さて、今回は今までスルーしてきたラオスの軍事博物館へ。
An-2輸送機がお出迎え。非常に頑丈そうなフォルム、農村のDC-3といったところか。状態良く、まだ使えそう。
ちなみに調べたところ、現在も同機種が現役で飛んでいるようです。



オウム真理教が改良型を買ったことでおなじみのMi-8もラオスっぽい塗装になって置いてあります。



ピトー管の輝きは失せておりません。こちらもなかなか状態良く、まだ飛べるんじゃないか?
しかもセーフティロックワイヤもかかったままだし。
当然こちらも同機種は現役で飛行中のようです。



出た! 社会主義の象徴! こうした様式美は社会主義ならではですね。女性の稲わらがカッコいい。



こちらもソ連の匂いを感じさせる中戦車T54。なお中国製です。
やっぱりこれも現役で働いております。この戦車って朝鮮戦争時代の主力なんですけど、どんだけ長持ちなんでしょうか…



全景。館内は撮影禁止でしたので、ここまで。1階は旧ソ連と中国製の車両の展示があり、水陸両用の軽戦車PT-76の展示にはびっくり。鉄の塊感が凄い。でもこのPT-76すら現役らしい。ホントかよラオス人民軍。そして2階はラオス人民軍の歴史の展示となっています。


ラオスの歴史についてはモン族やタイの歴史とともに非常にセンシティブな面があり、この展示は軍事面からのものとなっておりますが、とても興味深いです。1987年にタイと武力衝突を起こしていることなどは私自身、実態が良くわかっていませんでしたが、ずいぶん大きなものだったようです。