il BORGO di CAMPI
トリノから南下し、今宵の宿はチンクエ・テッレという景勝地の急なぶどう畑に建つil BORGO di CAMPI。
ほぼすべてアウトストラーダでいけるのでとても快適。ただ、ジェノバに近くなると交通量も増え、日本の高速じゃありえないようなRのカーブが連続しているのでちょっと注意です。
TAMOLIならぬTAMOIL。FIAT500の燃費は高速で140km/h位の巡航速度だと感覚的に12〜13kmくらいでした。タンクが小さいのか何度も給油することになります。たぶん40Lも入らないんだと思います。調べたら35Lとのこと。
こういう標識は日本と似ています。ちなみに重要な標識でぜんぜん違うのは進入禁止。イタリアでは赤い丸です。
今住んでいるタイでは見られない景色といえば飛行機雲が縦横無尽に駆け巡る空。
ひっきりなしに過ぎ去っていきます。
FIAT500で良かったのはCITYモード。このモードにするとパワステがスーパー軽くなって取り回しがとてつもなく簡単になります。そのせいでタイに戻ってからピックアップトラックを運転したらステアリングが重すぎて故障したのかと思ってしまいました。そのくらい軽くなります。
イタリアのサービスエリアは日本と同じかちょっと簡素でほとんど変りないですね。ただ、売っているものの値段が平地よりかなり高くなっています。
アウトストラーダは有料道路ですが料金はとっても安いです。この日はトリノからチンクエテッレ近くのラ・スペツィアまで300km走って24ユーロでした。そして何より素晴らしいのが料金所。TELE PASSというノンストップ料金所とこの写真の支払い機の2種類があり、券をもらって最後に払う方式。どこまで行っても統一されているので支払いは降りるときの一回のみでカードで一瞬で支払えます。もう有人の料金所はありませんでした。
最初はほんとにだいじょうぶかなと思っていましたが、券を入れて料金が出てクレジットカードを入れると2秒でって言ってくれます!意味が分かっているだけにこれには毎回助けられました。イタリア語教えてくれてありがとうブチャラティ。
トリノから約4時間でお宿に。もうすぐ夜の8時なのに明るいです。
超急斜面のぶどう畑の中にポツポツと離れが建っているイメージ。フロントが一番上の道路。そこからものすごく階段で下っていくので重い荷物があると超絶苦労します。景色は翌日の朝の写真までお待ちを。
夕食はチンクエ・テッレ(5つの村という意味)の一つ、リオマッジョーレにて。
ポルポ(たこ)とポモドーロ(トマト)のサラダ。INSALATA MARE。
ここでもポルポ通じました。ありがとうジョルノ。
こちら最高に美味かったアサリのニョッキ。GNOCCHI URSINO。
あさりの香りとにんにくの香りが食欲を刺激し、新鮮なオリーブオイル、バジルがそれを包みこんでます。
ニョッキは柔らかく、思い出しただけでヨダレが…。
最後はクレマなんとか。Crème Caramel。これは普通でした。今回訪れた所のデザートは概ね素朴なものが多く、甘いものが多い印象があります。