Riomaggiore〜Manarola

昨日にも増して快晴。海日和。今日は一日チンクエテッレ観光。ここが何しろ良かった。
このチンクエテッレは最初は要塞都市として生まれ、それから1,000年もの間、隣の村との陸路もなく船で行き来していたそうです。それから生計を立てるために急斜面の固い岩盤を砕いてできた石垣の上にぶどう畑を作り、ワインを売ることで生活してきたそうです。想像を絶する努力で出来た可愛らしい街なんですね。



朝の景色は太陽が背後の東から登ってくるのでゆっくりと日差しに照らされていく岬が美しいです。
サマータイムなので日の出は7時くらいでしょうか。



なるべく早くに行かないと数少ない駐車場がすぐにいっぱいになってしまうようなので、朝食も食べずにチンクエテッレの一番南にあるRiomaggioreへ。昨日アサリのニョッキが美味しかったあそこです。昼間に見ると小さな谷に寄り添う様に建っている街です。



レモンの木。春ですねえ。



坂がとても多いRiomaggiore。この坂も相当な坂です。



街中で超陽気なおっちゃんがやっている食堂を発見したので、朝食。
このバジルソース(ジェノベーゼ)がたっぷり入ったオムレツ、美味しかったなあ。一々どれも美味しい。それがイタリアなんでしょうね。
仕事中に歌歌ってましたが。ここのおっちゃんは写真とっていいすかと聞いたら即答でカッコいいポーズ作ってくれました。ライカの現像が楽しみです。



Riomaggioreから隣の村、Manarolaまでは徒歩で20分くらいなので歩いて行きます。
この遊歩道は海沿いに通っていて、まあそれはそれは風光明媚な所でした。





なにしろ海が青い。こんなに地中海ってキレイなんですね。



まさに崖沿いに道があります。



途中落石避けのシェルターがございます。



これが愛の小道モニュメント。



空も青かった。



さあ隣のManarolaが見えてきました。よくぞここに標準軌で鉄道通しましたねっていうところに走ってます。



Manarola駅です。



ManarolaもRiomaggioreに似た、小さな街です。



よりこじんまりしている気がします。




堂々とした洗濯物。



猫と犬はどっちかというと猫のほうが多い。



サングラスがないと眩しいくらいの照り返し。



海の近くの広場で。



おもちゃのような家が密集しております。



Manaroraから隣の村へは途中までしか遊歩道が整備されていません。



ここもキレイだったので、途中まで行って引き返してきました。



奥の急斜面はすべてワイン畑。ここの街もワインと漁業で生計を立てていたそうです。すごいなあイタリア人。



海の青さが今まで見たどの海とも違う色。



まだ5月なのに泳いじゃう人も沢山。そのくらい暑かった!



どこも花がキレイに植えられていて眼が痛いほど。


チンクエテッレカードを買うとバスと鉄道と愛の小道が10ユーロで一日乗り放題になります。



Manarolaからは鉄道に乗って、隣駅Cornigliaへ。5分くらいで着きます。