TESLA モデルS 試乗

センチュリーを返すついでに時間が有ったのでEVで話題のテスラモデルSを試乗してきました。
ショールームがあるのは青山の伊藤忠ビルの前。試乗は予約制となってて事前に申し込めばOK。
駐車場は無いので伊藤忠ビルの駐車場に停めて駐車券を貰う仕組みになっています。



EVは以前このブログでも取り上げたように日産リーフでロングドライブした事がありますが、正直普通の車としては航続距離が100Km程度しか無いため使い辛過ぎてなかなかブレイクする事は無いだろうと思っておりました。


しかしこのテスラモデルS、基準となるグレードで航続距離は500km、走行性能は362馬力もあり、0-100km/5.6sと普通にスポーツカーと変わらないハイスペックです。とにかく航続距離500kmというのが一番重要な点で、これだけ走れれば十分だろうと思わせる数字。


実際試乗したところ、運動性能は確かにヤバい。EVのリニアな加速はもちろん、停まる時の回生ブレーキの利き方が自然でびっくりさせられました。





しかも室内空間は広く、子供用シートを使えば7名乗車可能というセダンとしても面白い機構を備えてて面白いなあと。



ただ高いっすよ。色々付けるとだいたい1000万円近くなってしまいます。でもリーフのような中途半端な車ではなくきちんと使える車ですので、これは売れるだろうな、と。実際アメリカではバカ売れのようですし。






内装も近未来的で面白かったです。センチュリーの後に乗ったのでなおさら新しく感じたかもしれません。
若干既存のクルマ屋からすると脅威に感じる部分もあるかもしれませんが、この車がテスラのような新興の会社に作れるのであれば、既存のメーカーが作れない訳も無く、単純な発想の転換でこれから面白い車が出てくるんじゃないかと楽しみです。


なお静寂さ、乗り心地に関してはセンチュリーの真後に乗ったという事もあり、ちょっと気になってしまいました。まあこれは贅沢すぎる注文かもしれませんが。