EMIRATES、SINGAPORE、Thai、ANAそれぞれの画面

最近国際線機材にはエコノミーでも大体付いている個人用のディスプレイ。
この差が最新機材でも結構激しいのでちょっとご紹介。



まずはEMIRATESのA380。世界最大の380ユーザーであるEMIRATES。
高いサービスと機齢の若さでシンガポール航空などといつも人気エアラインの上位にランキングされますが、
個人用画面でも他社と圧倒的な差を感じます。
まずはでかさ。これですね。席後ろ一杯に画面。デカけりゃ文句ないだろとでも言いたげな投げやりとも思えるサイズ。
さらにUSB差し込み口と電源プラグまで用意。さらにリモコンにもディスプレイを付けちゃったりと破格の過剰サービス。
番組数の多さも素晴らしく、個人的にはフェイバリットエアラインです。



こちらシンガポール航空のちょっと前のA330。何に使うのか分からないAV端子が付いているのがポイントでしょうか。
なにげにドリンクホルダーの位置も良く、スマホを充電したときにおけるようになっていたりして、画面も実はかなり大きく、案外こっちの方がいいかも。ちなみにこれは2010年の写真なのですが、その時はこの配置がその後のスタンダードになると記事に書いておりました。



こちらタイ航空のA380機材。必要十分でかなりシンプルで画面も結構大きく、いや、今思えば案外一番いい気もしてきました。
ただ、番組数などでは上二つに勝てる見込みがないため、ハードはいいもののソフト面での充実が課題です。



残念なのはこちら。ANAの787。最新機材なのですが、この画面の小ささ。
日本語番組の多さはたぶんエミレーツよりも多いはず(比較出来るくらいエミレーツ多いけど)ですので、ソフト面では良いものの、ハードでは一切勝てず。


そんなわけでリモコンまでディスプレイつけちゃったりしているエミレーツから画面がこの時代にめっちゃ小さいままのANAまで本当に幅広いラインナップとなりました。
この中からベストを選ぶとすればやはり画面の大きさとソフトの多さでエミレーツでしょう。


機体は一緒でも結構違うのがこの画面の配置やデザインだと思いますので、今度乗る時は気にしてみてくださいね。