深代喫煙具製作所


さて、なぜか古い町並みでヨーグルト作りしている「たくみの里」ではない本当の「匠」を紹介しよう。
深代喫煙具製作所というパイプなどの喫煙具を作っている工場である。


現在喫煙具を作るところは少なく、原料の調達から最終の製品まですべてをこなしているのはこの深代のみだそうだ。
そもそもパイプとはいろいろな種類があるが、基本的に現在はブライヤー材を加工した物が主流である。つまり木材加工が一番重要になってくる。


このハンドカットの技術はフレスコパイプを作っている碓井氏に言わせれば世界一だそうだ。
今回はそっと見学させていただいたが、寡黙に丁寧に美しいブライヤーを磨いている職人たちから仕事に対する真面目さ、パイプブランド「TUTOMU FUKASHIRO」からはその独特なまた、見るからにタバコがうまそうなデザインを作り出す独創性などをひしひしと感じる事が出来た。


日本の技術の奥の深さを垣間みたが、高齢化と言う問題はここにも忍び寄っているそうで、皆高齢の方達であった。