SUPER SIZE ME


 人は1ヶ月間3食マクドナルドで過ごしたら一体どうなるのかという人類の長年の疑問をついに解明したドキュメンタリー映画スーパーサイズミー(俺をスーパーサイズにしてくれ)」。マイケルムーア(なぜかチーズバーガー大好きという関連も)のヒットのおかげか、こういうドキュメンタリーが日本でも公開されてうれしい限り。何名かの友人から行こう行こうと誘われていたんですが観たくなったが吉日生活ということで落花生さんを前日の夜11時半に誘って鑑賞。


 結果から言うと「俺には出来ない!」。監督、根性ある男です。実験は最終的に取り返しのつかないライン付近まで行くとは…。コレって立派な毒でしょ。恐るべしマクドナルド。恐るべしスーパーサイズ。ドリンクの容量って1リットル以上あったらしいです。ちなみにスーパーサイズは映画のおかげか、無くなったそうです。


 映画に出てくるアメリカの学校給食産業の実態(菓子しか食ってない!)、レストランでのカロリー表示の実態とかが日本とはかけ離れているので、日本人にとってはまだ笑える映画ですが、この先どうなるかわからない、そんな匂いの漂ってくる内容でした。ま、何事も腹八分目でね!


 写真はYの部屋初のマクドナルドにしておそらく最後のマクドナルド。やり遂げた監督に敬意を表して近くのマクドナルドで何年かぶりにビッグマックセット(コーラL、ポテトL)合計約1225kcalを注文。最後の晩餐を楽しみました。その後2時間くらい気分悪かったです。


映画では地下室まで行かないと無かったマクドナルドメニューの成分表示がトレイのペーパーの裏に印刷されていたのはこの映画やっているシネマライズから最も近いマクドナルドだからか?!



 本日ロードショー2本目。レイチャールズの伝記映画「Ray/レイ」を観てきました。昔からなぜか好きだったレイチャールズの映画。主にカントリー時代の曲を聴いていたので、知らない事もたくさんで不安もありましたが。


 ひっさびさに本当にいい映画。観る前から「これはっ!!」とビンビン感じていたんですが、主演のジェイミーフォックスは本物のレイチャールズにしか見えない。あのニコニコしている独特な形の口、唇とあご。これだけでもう感動なんですが、話も役者も、演出もすべてが見事なバランス。そして音楽。言う事無かった。この映画に関わった人々に、そして人間と音楽に乾杯。


TOHOシネマズ川崎の最終回、最上段で周りに人もいなかったので涙が堪えられませんでした。


 あまり細かい事言いません。先入観なく、ぜひ鑑賞を。音楽が嫌いな珍しい人以外は感動保証。
そしてバイトがあるということで先に帰った落花生さん、「観たいねー」と言われながら先に観てしまいました。裏切ってゴミン!