納沙布岬


朝早くに起き、日本一早く日が昇る納沙布岬へ。日の出は残念ながら見れず。というか寝坊。寒くて寝袋から出られませんでした。しかし、岬につくと晴れだしました。さすが俺。


 とりあえず日本最東端です!これにて可能な範囲の日本東西南北端制覇。まあ最西端の与那国以外はなんらかの問題があるのが、いかんともしがたいですけど。


 というわけで、いろいろあるっぽくて、ここには日本最東端とかは書かれていません。もう目の前が北方四島水晶島のレーダー施設とか、監視小屋の煙とか見えまくりです。右っぽい石碑もたくさんあります。でかい展望タワーもあるんですが、管轄が笹川財団。


 写真は貝殻島のボロ灯台と島を還せの碑。灯台はロシア。あそこまで3.7km。確かに感覚は日本だわ。



前日訪れた風蓮湖に再び来ました。丹頂は相変わらずで、これでもかっていうほどのいい天気と、素晴らしい景色の中、シカやら水鳥やら大量の動物たちを観察する事が出来ました。人が全くいないし、かなりきちんと整備されているし、ココはお勧めです。クマゲラもいるらしい。



改めて写真を整理してみると、下に載せた風蓮湖と海の間の砂州である春国岱(しゅんくにだい)はすごいなあと感じます。手前の湖から草地、針葉樹林、落葉樹林と変化に富んでいる風景にいろいろな動物がやってきます。右手をみると海、左を見ると干潟とめまぐるしく風景が変わるので、いる動物も全然違う。春、秋にはここを中継地にロシア、東南アジアに渡っていく鳥たちが大量に見られるんでしょうなあ。


 こういう景色を見てしまうと、「自らの楽しみのため」残していきたいなあという一番シンプルであり、強い欲求が生まれるのも無理は無いなあ、と環境倫理学に意識が飛んでいってしまいました。



自然を堪能したあとは道の駅スワン44にて(道が道道44号線だからだと思われる)朝ご飯。私は無性にラーメンが食べたくなったので和風ラーメンをチョイスしましたが、S先輩は根室名物エスカロップをチョイス。さすが。


 エスカロップとはフランス語で「ご飯の上に薄く揚げたトンカツを載せてその上からデミグラスソースをかけた料理」と言う意味(多分)。エスカップと似てますが、全然違います。根室では「エスカ一つ」と言えばだいたいどの店でも出てくる料理らしいですが、他では聞いた事ありません。これから注目されそうな料理の一つかも。


 味?いや、普通のとんかつにデミグラスソースかけたものですんで、割となんとも…



約4年ぶりの硫黄山。あのときは天気が悪かったけれど、今回は快晴。
黄山はまあ硫黄山。硫黄の山。硫黄がたくさん、採れたんでしょうね。


ああ、これを書いているのが朝の8時なんですけど、おかしいくらいに日差しが強いので、脳が思考とか思案とかそういう重たい作業は出来なくなっています。文章が適当なのはそのせいです。


 そうそう、思い出した。硫黄に向かって歩いていくと真正面でどうみてもちょろそうなカモがカムインで、売りつけレディー状態のおばあちゃんが「はい、たまごたまごたまご5個400円!たまごたまご」って連打もとい高速連呼してて、もうそれが面白くてハイテンションをキープしたまま「いや、1個で良いから!5個も食えるか!」と言って買っちゃったのが、写真の温泉卵。


袋が凝っていて、販売名が「ウームこれだ!!省エネルギーの決定版!アトサヌプリ蒸し卵〜燃料は無限にある火山の地熱です〜」。ウーム。味はノーマル完熟卵。