ソフトボール予選四日目


今日の結果はこちらといってもこれはキツい。
中国0 - 1カナダ
日本0 - 7アメリ
カナダ1 - 8アメリ
台湾1 - 3オーストラリア
ベネズエラ8 - 0オランダ


日本もカナダもアメリカにコールド負けですよ。今日も力関係から行くと順当なのですが、これは見ている方は辛い。もちろん、日本は今日の試合予想に反して上野と坂井を温存した事で予選を2位通過(上野をカナダには使う)し、アメリカと上野で勝負すると言う事なのでしょう。ソフトボールは決勝リーグにページシステムと呼ばれるモノを採用しているので予選で1、2位通過すればメダルは確定です。まず予選の1位と2位(A試合)、3位と4位(B試合)が対戦し、A試合の勝者は決勝戦へ進出、B試合の敗者は4位となります(4位決定戦)。そしてA試合の敗者とB試合の勝者が対戦し、その勝者が決勝戦へ進出、敗者は3位(3位決定戦)。というシステムです。つまり日本は仮に2位通過した場合、アメリカと2回戦うことになる可能性が高い訳です。


そのため今日の試合は捨て試合というか相手の出方を見るといった非常に戦略的なものになっているようです。でもそれっていいのかどうか、考えてしまいます。いままでの日本は全部勝つという意気込みでアメリカ戦に全リソースを投入する傾向があり、今回初めて決勝で勝つという結果を重視してこのようなイレギュラーな戦い方も厭わない姿勢で臨んだんだと思いたい。そうでなければ7失点1安打という成績から、決勝戦アメリカに勝つのは無理だと思います。


解説で宇津木妙子元監督が妙に冷静だったのと、審判の判断が相当アメリカよりだったことからこの戦略があたる事を祈っております。


それにしてもこの負けは精神的にキツいな。