DP2とは


このカメラの特徴を簡単にいうとデジタル1眼レフサイズの撮像素子(フィルムカメラでいうフィルムの部分)をコンパクトサイズのカメラに収めたすげえカメラという事です。コンパクトデジタルカメラ(普通のデジカメ)の撮像素子のサイズはほんとこんなんで写るの?というくらい小さいものですが、これはその何倍もの大きさです。単純にでかい方がノイズも少なく奇麗に写ります。でも基本的にデジタル1眼レフ用にしかなかった。それがコンパクトサイズでも出来たら・・・こういう誰でも考えることを実現して、未だに後に続くカメラが無いのがこのカメラ。



基本性能は手ぶれ補正無し、ズーム無しの約40mmレンズ(だけどすげえ良く写るレンズ)というシンプルなもの。デザインもクラシックカメラのようなカクカクした無骨な印象。いろんな機能が詰め込まれている現在のコンパクトカメラ市場において非常にアバンギャルドなカメラです。



ボタンを押す質感以外、とてもいい印象を受けるデザイン。現在の主流となっているゴテゴテしたデザインを真っ向から否定しているようにも見えます。



肝心の写り、これは撮像素子のサイズとかなり極まっている高性能レンズのおかげで素晴らしくシャープ。そして、、、この撮像素子、普通のじゃないんです。その辺はまた今後。


このカメラ、一瞬で気に入りました。