Air Berlinという格安航空会社


新婚旅行パート2ということでだいぶ前に行ったドイツ・オランダの写真のDP2現像が今頃終わったので、だんだんと載せていこうと思います。今回は撮影機材をDP2を柱として白黒以外すべてRAWで3000枚近く撮ったので、整理するのも大変という事が判明しました。
DP2はISO400以上で撮影する場合、カラーだとどうしても色のバランスが崩れがちになるので白黒がおすすめです。ちょっとノイジーDP2の白黒は大昔によく使ったコダックのトライX(ISO400の白黒フィルム)のような粒状感になってとてもいい感じ。



バンコクスワンナプーム空港にてVISAカードの宣伝。



スワンナプーム空港は一応建物面積としては世界最大らしい。こちらはウイング部分に当たるところです。



今回ドイツ行きに使ったキャリアはAir Berlinという航空会社。今でこそドイツ国内ではかなりメジャーなLCC(格安航空会社)ですが、以前の東西ドイツ時代は西ドイツの航空会社(ルフトハンザなど)は東ドイツ内の西ベルリンには就航できなかったため、アメリカに資本を置いて西ベルリンに就航できるようにしたのが始まりの航空会社です。東ドイツというと国営キャリアのインターフルクがおなじみでしたが、こちらは西側の意向を受けて設立された航空会社のようです。そのため、今でも拠点空港はもちろん西ドイツのテーゲル空港。テーゲル空港はベルリン大輸送作戦において孤立した西ベルリンに西ドイツからの物資を届けるため、使われた空港です。



こちらのキャリアがなぜかバンコクに飛んでおり、LCCとはいえベルリン都市部に最も近いテーゲル空港を使用しているところから、かなり期待しておりましたが、コレが大正解。まあ、日本人が使う機会は少ないと思いますが…。



待合室ではタイの奥さんを連れたドイツ系の乗客が1割、ドイツの観光客が8割、タイ人1割といったところでしょうか。




ちなみに機材は非常に新しく、エアバスA330-200でした。このまえ墜ちたエールフランスとほぼ同じでございます。LCCなのにきちんと自社の雑誌が完備。



機内食もアルコールを含んだ飲み物もすべて無料。また提供頻度も多く、正直日本のキャリアより良いかもしれません。あと乗る前に手づかみできる飴がすげくおいしかった。



こちらはトマトジュース。こしょうと塩を付けて渡してくれます。うーんグッドサービスです。機内食はチキンがゲーンキヨワーンガイ(グリーンカレー)でした。パンが既にドイツ仕様でとても美味しい。



機内に通路が二つあるワイドボディ機として私が最も落ち着くと感じる2-4-2の配置。2名となり合わせの着席が観光路線では多いと思いますが、777のように窓際が3列だと二人で乗った時満席だとかなりせつないもの。