14系15型客車

さて、市内で暇をつぶし、4時半にホアランポーン駅到着。売店でお菓子を買い込み、いざ4番ホームへ。そこに鎮座していたのは色もJRのままのブルートレイン客車!!しかも微妙にB寝台とか書いてある!ううむ、見慣れすぎた車両だけに、ホアランポーン駅にいるのは東京駅にオリエントエクスプレスがいるのと同じくらい違和感を感じる。



こんな感じでどーんと入線しております。

うっすらとB寝台の後が。

バンコクトランの行き先表示板。

中はおなじみの4人コンパートメント。日本語も残っていますが、灰皿は撤去されています。
JRの車両に乗るとなんともいわれない安心感があるのですが、それよりも楽しかったのは食堂車。昼間の時間に窓全開放で風を全身に浴びながらカシューナッツ&ビールはこの世の中で最も素晴らしい幸せな瞬間かも知れません。

変わりゆく雨季の天気と共に窓を空け閉め。

列車は一路南を目指して15時間、ひた走ります。

ここまで解放的な気分に浸れるのはもはや日本国内では不可能でしょう。

明日はトラン駅に着きます。(世界の車窓からで)