オランダ・デンハーグは都会でした。


オランダの首都、それはアムステルダム。だがしかし!政治経済の中心はデン・ハーグデン・ハーグには国際司法裁判所やら国会議事堂などなど政治の中枢としての機能と日本人にはおなじみになったスケベニンゲンという地名の行楽地を要する都市。都市とはいえそれほど大きなものではありませんが、タイの片田舎で生活している私にとってはスーパー都会。マウリッツハイス美術館に長居をした後は居るだけで疲れてしまい、そそくさとデルフトへ帰って来てしまいました・・・



こちら!あの真珠の耳飾りがあるマウリッツハイス美術館。いやー当然のごとくフェルメールがみたくて行ったんですけど、16世紀オランダにおける美術界層の厚さに圧倒されました。同じ構図やテーマを描いたものも多く、宗教画の背景を分かっていても共感出来ない人にはとても見やすいベーシックともいえる絵画が多く量産された時代なのだと実感。その背景にはその当時のオランダのイケイケっぷりがあるわけで、かくも美術とはパトロンの必要なものなのだと思いました。


その16世紀絵画の中でも良いものだけが集まっているマウリッツハイス。お勧めです。特にコールテの静物画、アスパラガスと貝殻良かったなー。あの当時の静物画ってモチーフを共通にしてお互いの技を競っていたので、見るべきところがとても分かり易い、というのも面白いところ。





オランダの救急車。黄色!