アムステルダム国立美術館



さて、後ろ髪を引かれながらもデルフトをやっと後にしてアムステルダム駅から路面電車に乗り換えてアムステルダム国立美術館へ。
ここもオランダ絵画界が輝いていた時期の良いものだけが置いてあります。


ここにもフェルメールが4点ございます。ただし、この時は『恋文』がシカゴに行っていて、「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む青衣の女」「小路」の3点を見ることが出来ました。あと、ワシントンのナショナルギャラリーから『天秤を持つ女』がちょうどやってきており、約5年ぶりに再会。


ここにある作品はマウリッツハイスの『真珠の耳飾りの女』にくらべると題材は地味ですが、細かい質感を全然細かくないタッチで描く技には驚かされます。のっぺり塗っているのに本物のように見えるという。どれも良い感じです。


そしてここはなんといってもレンブラントの『夜警』ですね。まさかあんなに大きな絵だとは・・・ってくらいでかいです。この美術館の設計自体、あの『夜警』中心に考えられていて、上からしか出せないとか。


そのほかにも何人かの細かすぎ、本物過ぎの静物画、ロイスダールの風車のある風景シリーズ、レンブラントの自画像前期後期など絵画としてはとてもシンプルなテーマを描いたものばかり。予備知識無しでもじっくりと見るには最適だと思います。




オランダという国はそういえば大麻などの販売が法で認められている国でした。どこで売っているのかというとコーヒーショップという名前の看板が出ているお店で売っているんですね。これが街中にとても普通に存在している不思議。ちなみにここはアムステルダム駅近くの路地。



アムステルダム駅周辺で驚いたのはタイ料理屋があったこと。しかも緑どんぶりのシェル・チュアン・チム取ってるし。ホントか?!