Louis C Jacob

朝8時に到着後、ホテルに向かうためSバーンに乗ってブランケネーゼへ。駅からトコトコと歩いていると、どの家も大きく、花の手入れが行き届いていてものすごくきれい。ドイツの住宅地はすごいなあと思ったら、このブランケネーゼと呼ばれる地区はドイツの中でも最も美しいと呼ばれている住宅地&別荘地とのこと。ううむやっぱりと感心。


そんなブランケネーゼを抜けてエルベ川沿いに建っているのがLouis C Jacobホテル。非常に清潔でモダン具合と伝統具合がうまく調和しているという常套句そのもののこぢんまりとしたホテルでエアバス社丸見え。しかも行くまで考えていなかったですが、エルベ川は世界有数の内陸コンテナターミナルハンブルグ港へ向かう大型船が引きも切らずに行き交う船好きにもたまらない川。てなわけでこのホテルは飛行機好きにも船好きにもばっちりで、しかもホテル前のエルブショッセ通りはブランケネーゼ在住の人々の車が行き交うので必然的に希少車、状態の良い趣味車が多く、車好きにもお勧めできるという乗り物好きトリプルコンボホテルです。



ホテルのロビー棟。客室は地下を通って道路の反対側にあるというトリッキーな仕掛け。



ホテルのテラスからの景色。本当に船好きには堪らないでしょう!



ハイ出ました!この前の記事に引き続いてまたSL!これはSLシリーズの中でも最も印象に残っているといえる3代目SL。私もこのくらいの世代までのメルセデスは好きです。きちんと屋根を明けて走っているところがイイ!しかもやっぱりナンバーにSLって入れてますね…アンタも好きね。てな感じでこういう趣味性の高い車がひっきりなしに通るこのエルブショッセ通り恐るべしです。この他にも短時間で初代アルファスパイダーやらシトロエンDSやらバンバン来まして、ホント面白い。



おお!!こ、こ、これは!って感じでエアバスハンブルグ工場に置いてあるのが“ボーイング社”のスーパーグッピー。なんでやねん!と思いますが、エアバス社では自社の巨大機ベルーガが出来るまでは大型の羽根やら胴体やらはこのボーイング社のスーパーグッピーで運搬してたんです。元々はアポロ計画で使用されたサターンVのパーツを運搬するために作られたこの機体。エアバス社ではもう引退して長いこと経ちますが、こんなところにおいてあったんですね〜〜エアバス社では2機使っていたようです。ちなみにNASAの1機はまだ現役だとか。


AIRLINERS.NETより在りし日のこの機体の写真がたくさん載ってます。
http://www.airliners.net/search/photo.search?regsearch=F-GDSG&distinct_entry=true



これがエアバス社の全景。本当は見学にも行きたかったけど、日本のANAと同じく予約でいっぱい。残念!
ここにはエアバス専用のフィンケヴェーダー空港もあって運が良ければ完成機が飛び立って行くところが見られます。