田舎のローイカトーン


今夜は満月。毎年11月の満月の日にタイではローイカトーンというイベントが全土で開催されます。個人的には最も好きなタイのお祭りです。
ローイカトーンとは灯篭(カトーン)流し(ローイ)のことで、バナナの葉で作った蓮の花の形をした灯篭に火をつけてを河に流し、水に感謝の意を表し、魂を清めるという行事。でしたが、最近は恋人たちのお祭りとしてもおなじみになってます。二人で一つの灯籠を流して愛を誓う的な。このへんの伝統行事の現代化もタイはやっぱりうまいですねえ。満月の夜に川にロウソクがゆらゆらというのでもう相当ロマンティックですから。


そして私が最もアツくなるのが、コームローイと呼ばれる火風船。まあ、紙版の熱気球なのですが、トイレットペーパーを燃料として紙風船が本物の熱気球のようにガンガン空に上っていくのです。これは相当美しく、危険なブツ。うまくやらないとあらぬ方向へ飛んでいってしまうし、火事の危険がマックスです。



こんな感じで飛んでいきます。シャッター30秒。



さて、我々も当然やってみました。1個50バーツ。無事に飛翔。日本の技術を総動員しました。



こちらはさらにでかいバージョンを持ち込んでいたグループ。重すぎてなかなか上がりません。


チェンマイが一番アツくなるらしいので、いつか行ってみたいものです。