深夜の羽田国際線ターミナル


初めての深夜の羽田国際線ターミナルは予想より美しい空港でした。
私の好きな中部国際空港に似ているというか全く同じ構造で動線が最短、わかりやすいのがいいですね。
ただ、この構造の欠点はカウンターの屋根の汚れが階上から丸見えになるのでそこだけは綺麗にしていて欲しいなと思います。
この他良かったのは京急線の繋がりの良さ。エレベーターで一気に出発ロビーに出てこられます。改札も線路に対して直角ではなく斜めになったタイプでスタイリッシュ。
なお椅子はチューリヒ空港そっくりの黒い人工皮革張りのもの。


デザインに平成初期のような押し付けがましい思想をそれほど感じず、便利であることが第一の空港だからこそ、らくらくホン的なこういう『ユニバーサルデザイン』は嫌いではないです。



案内板も超高解像度。2011年ですね。







シンプルな出発ロビーと違い、華やかに江戸をテーマにしたお買い物コーナー。この流れ、2005年頃から世間的には一度衰退してたんだけど、きちんとすればいいものであるのは間違い無いですからね。やっぱり国際的なところはこの方向で行ってほしいなと思ってます。
でもこの勘亭流のフォントはちょっと安っぽい気もする。演芸とか相撲体とかもうすこし2011年のスタイリッシュな江戸文字にして欲しかった!でもとっても面白かった。



夜は閉まっちゃうことも多い国内空港の展望フロアは夜もずっとオープン中。
素晴らしい!




カメラ用の穴を開けてくれているので柵があっても綺麗に撮れます。




雰囲気が素晴らしく、来ていた人みんなうっとりしてました。
広いし、ライティングもなかなかだし、ここはオススメですねえ。



あっという間の日本滞在を終えて羽田から出発。
またね!