今年良かったもの振り返り


色々あった今年も残すところ2日。そんな中で、一番良かった、感動したというものをここで振り返っておきます。


・今年一番良かった放送
震災のあった年、本当に特別な年になってしまったという印象。その中で一番良かった放送はテレビでは無くラジオ。その中でもなんといっても長渕剛が復興支援のために始めたラジオの第一回目。これほど直球な番組ってあるか?というくらいきちんと直球を投げてくれてました。まだまだ落ち着いていなくて、ラジオだったらどんな放送が一番求められているのか。長渕剛の回答はまさに直球で感情をぶつけるという方法。コレを聴いたとき、寂しいとき、不安なときに聴きたいのは感情そのままなんだよなあと強く思いました。


その第一回の放送の中でも被災した市町村名のみんなを言葉に詰まりながらも呼びかけて励ましていくところが一番良かった。これを聞いた瞬間にこれからもラジオの役割ってずっとあるんじゃ無いかと思ったほど。
http://www.nagabuchi.or.jp/new_contents/2011/tomorrow/


第二回目は少し落ち着いて原稿を読みながら被災した全ての市町村に呼びかけていく。「あなた」とか「おまえ」とか「君」とか色々な二人称を使って淡々と呼びかける。ここもかっこよかったし、タイで聞いてて一番涙したところです。
もう一つ、原発で被害を食い止めてくれている人たちが良いものを食べられていないことに関して、「ステーキ喰って良いんじゃねえか?」っていうのも剛らしい意見で凄く勇気づけられた。


またTBSラジオだとJUNK太田さんの「電気消して、じっとして、こういうときに何も出来ないことが分かった」というのとJUNK伊集院光の「来週までにどうでもいいことを考えましょう」というのもそれぞれ、「らしい」励まし方、放送の仕方だなあと思って非常に良かった。テレビが総じて観ていられないような状態(でも消せない)だった中、ラジオは個人の思いが乗せられて心にダイレクトに響くので不安な中、本当に助けられました。


・今年はまってしまった音楽
これはももいろクローバーでしたねえ。はまるだろうなあと思っていましたが、やっぱり。頑張っている姿とこれからなところが面白かった!来年は紅白いけるかな?


・面白かった動画
タイの眠りながら水没する犬の動画にあげたいです。
洪水に見舞われてもめげないこの国に住む人々のたくましさ、おもしろさを代表する動画だと思います。


・グッと来たCM
これもどうしても九州新幹線全然開通にあげたい!

これは今後JR九州にとってApple1984に匹敵するようなCMに成長すると思います。そして九州の鉄道を再発明したデザイナー水戸岡鋭治さんの功績は自分の中ではもう少しでAppleにおけるジョナサンアイブ+ジョブズに匹敵すると思います。この話はまた来年。


どれも震災や洪水などで痛めつけられながらも勇気をもらえる内容でした。今ここで心から感謝したいと思います。そして明日の紅白は紅白至上一番重要な紅白になると思っているので、じっくりと見届けたいと思います。