DP3Merrill試し撮り



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DP3Merrillは35mm換算で75mmのレンズを載せた単焦点カメラ。今売っているミラーレス一眼と同じくらいのサイズのカメラですが、その大きさからは想像できないような非常に緻密な写真を撮ることが出来ます。


ただし75mmという、ちょっとだけ踏み込んだ画角ですので、41mmだったDP2の感覚で撮ると結構ブレやすく、蛍光灯などの室内で撮ろうとするとかなり難しいものがありますね。
ISO200を推奨されていますが、等倍にしたときに100とのノイズ差が大きく、だったら100で撮りたいと思ってしまいます。やはりこのカメラは室外のみで真価を発揮すると考えて良いと思います。これはDP2と同じ。


また、手振れに関してはもちろん三脚を使用すればいいのですが、小型軽量のMerrillに三脚はナンセンスですので、出来るだけ手持ちで撮る方向で良いバランスを探っていこうと思います。



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外に出たら無敵!その解像力たるやアンテナのメッシュ一つ一つまできちんと解像してしまいます。



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RAW現像用のソフト、SPPでの現像ではDP2の時と同じように表現できますので、この辺は全く違和感無く使えます。
SPPは動作こそ緩慢ですが、私は直感的で非常に使いやすいと感じています。



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今回は生憎の曇り空でしたので、次回はスッキリと晴れた光でお届けしたいと思います。


今回も画像下のリンクをクリックすると等倍になるようにしました。特にアンテナメッシュや祭壇の細かい感じをご確認いただければ、このカメラが如何に良く写るのかお分かりいただけるものと思います。あとこのカメラの大きなポイントは今あるカメラの中では抜群にデザインが良いということでしょう。禅とかわびさびのような佇まいを感じます。その辺についてはまた次回に。