トヨタ会館探索
さてここからはいつものバカ旅モードでお送りしたいと思います。
散々書いてきたとおり、今回の旅行はこちらのセンチュリーで。
根っからのトヨタ食わず嫌い2人がセンチュリーでトヨタを巡るというのはかなり良企画でした。
お店のある三田から芝公園→3号渋谷線→東名という流れで快適にドライヴし、御殿場から新東名へ。
この間、たまたま回送中らしいセンチュリーとランデブー走行。お互い完全に意識し合っておりました。
EXPASA足柄。
こちらは新東名の駿河湾沼津。海外からの観光客なら必ず撮影するはずの分別用のゴミ箱。
しおやという静岡牛タンのお店。なぜかカレーが付いてくる。なぜ。
まずトヨタの歴史を巡るのに一番重要なのは本社。というわけで愛知県豊田市トヨタ町1番地のトヨタ自動車本社へ。この後ろの建物が本社です。BMWとかMercedes、VWなどやたらと本社に凝っているのに比べてこのデザイン、ド地味でとても好感が持てます。
本社横のトヨタ会館という見学施設に入ると007は二度死ぬで使われた2000GTのオープンモデルがお迎え。
隣にはLFAのカブリオレも置かれております。2000GT自体は生産台数の少なさからか他の同時代の車と比べて存在自体が持ち上げられ過ぎている気がして、それほど興奮はしないけれど、LFAと比較されると遙かに良いですね。
正直40年で車のデザインなんでこんなにひどくなっちゃったんだという気がしますが・・・
煌びやかに光ってはおりますが、なんともいえない切なさを感じてしまいます。
ただ、このピンクのクラウンというのはずいぶん上手いマーケティングだなあと唸らされました。
この色を出したおかげで認知度、話題性など格段に上がったでしょうからね。
ただ、やはりこの新型クラウンは何とかならなかったんでしょうかねえ。
出来るだけかっこわるく撮ってみましたが、ほんと、走るのはこのまま日本だけにしておいて欲しいもんです。
ちなみにこちらiQの電気版eQ。バナナマンの日村さんそっくりです。
レクサスLS600hL、15,942,875円(税別)と現在トヨタで最も高額な車です。
車格から来る存在感はあるものの、デザインはGSと大きな違いも無く、それほど圧倒的な高級感はありません。
ただ、塗装。これは素晴らしいですね。特にこの殆ど黒に近いディープブルーはてろてろに光っており、艶めかしかった。
ニュルブルクリンク24時間への挑戦コーナーは予想に反して非常に大きなコーナーになっていて、そこにかける情熱を感じることが出来ます。これはとても良かった。
そこを抜けるとトヨタの歴史、工場での生産現場の展示になります。
タイでも当然のようにPOKAYOKE、KAIZENそしてJUST in Timeあたりはそのまま使います。
写真のようにGenchi Genbutsuってのも使っているのでしょうか・・・かなりかっこいいですね。Genchi Genbutsu・・・
生産現場の文化は各社ごとに大きく違う気がします。
案外最終製品よりも生産現場の文化史というのからその会社の考え方っていうのが見えてくる気がするのですがいかがでしょうか。
何故トヨタが作ったのか未だに良く分からないトランペットを吹くロボット。
唇の動きを再現しているのでトランペットが吹けるというのは凄いが、いかんせんそのことが伝わりづらいので普通にスピーカーから出しているんじゃ無いかと思ってしまう・・・
ちょっと柵が残念ですが、気持ちの良い空間でした。
海外からのお客様や出張ついでに寄りましたといった感じの会社員など普通の資料館には無い雰囲気です。