La Spezia

この日はヴェネツィアに近い、ヴィツェンツァへの移動日。
320kmをアウトストラーダで走り抜けます。


天気は相変わらず晴れ。まあ、外に出たい日で晴れていない日は旅行先で見かけたことが無いので当然と言えば当然、なのですが(^^)/



朝ご飯は前日リオマッジョーレのCOOPで購入したハムとパンで。このハム、死ぬほど薄く切ってくれます。
同席してくれたのはNZから旅行に来た学校の先生二人。今年2月、クライストチャーチで大きな地震があったNZですので、話題になったのはやはり日本の地震原発について。


NZもイタリアと全く同じでチェルノブイリ事故を契機に完全核フリー地域にする宣言をしているそうです。そのためイタリアの姿勢をとてもいいことだと評価しておりました。ちなみにお隣のオーストラリアにも原発はありません(ウラン鉱山は世界最大のがある)。面積は同じくらいでも人口が20倍の日本とは比べにくい部分が大きいとは思えど、その潔さは羨ましく思います。

ヴィツェンツァへの移動前にチンクエテッレからラスペツィアを通り、少し南に行ったところにあるポルトヴェーネレへ。

ラスペツィアは県都でもありイタリア海軍の軍港でもあります。ちなみに映画U・ボートで主人公の乗るU96がフランスのラ・ロシェル軍港を出発し、目指していたのがこの、ラ・スペツィア軍港。U96はスペインのビゴで補給を受けたものの、ジブラルタルではさんざんな目に遭い、結局ここにはたどり着けません・・・いやそりゃそうですよね。ジブラルタル海峡はやたらめったら狭いですから。今でもイギリスいるし。そう思うとこの平和な景色が無性にいとおしく見えてきます。


古くからあるのだろうボート練習場や建物を見るにつけ、ここはおそらく海軍の士官学校か何かなのでしょう。




さて、そんなラ・スペツィアを後にして、ポルトヴェナーレヴェーネレへ。



車をこんな感じで駐車場に停めてお金をここで支払い、トコトコと海沿いを歩いて行きます。



ここでお金を払うと分単位のレシートが出てくるのでダッシュボードに置いておきます。





Agipのガソリンスタンドがヨットハーバーに。



港に到着。カラフルで美しい。