東武博物館のDRC

木曜日の秋分の日に東向島駅にある東武博物館へ。
こちら地下鉄博物館と同じように鉄道ガード下に立地しておりまして、その近くにガード下の無料駐車場があるのも同じです。


東武とあまり接点のない私ですが、日光に行くのはけごん号。これは関東の人ならば同じでしょう。
特に1990年ごろまで走っていた昭和感丸出しのDRC、デラックスロマンスカーことデラ。
こいつの存在感は日光特急がスペーシアに変わっても未だに脳裏に焼き付いています。


東武博物館にはこの頭部(あ、別にシャレじゃないです)が保存さててて中が見学できるようになっています。


頭部だけならば博物館に入場しなくとも見学できます。



この大正から昭和にかけての東芝のデザインのような重厚感がすごい。
むしろデビューした時から昔っぽいデザインになっていたと思います。
これが1990年まで走っていた、という時代に合わない感じが垢抜けない、無骨な東武らしさでもあったのでしょう。



運転台には立ち入りできないのが残念。




座席の感じは窓1つに席一つというなんとも贅沢な構成。
シートピッチもかなり広めです。同じロマンスカー小田急なんかはこんなに広くないですからね。
いかにこの1720系がデラックスな車両だったのか、伺い知れます。



そのほか、かなりしっかりしたジオラマや、



階上の東向島駅に入線する車両の下部を直接観察できる窓などがあり、非常に面白いです。



ただ、こちらの博物館、館内も綺麗にリニューアルされておすすめなのですが、開館が10時、閉館が4時半とかなり短めです。
お時間確認の上、ご入場ください、という感じです。