アンリ・カルティエ・ブレッソン展


 四時半に終わる会社を出て、六時ちょい過ぎに東京着。
金曜日は夜八時までやっている国立近代美術館のアンリ・カルティエ・ブレッソン展へ。


一応この特別展のテーマというか題名は「知られざる全貌」とか「彼は何者だ?!」というものだったんだけど、
そういう感じの展示はほぼなし。肖像写真くらい。あとは普通に直球で代表作たちがずらーーーーーっと。
関係者はこれの題名付けるとき、高校の学祭にありがちな無意味なテーマ決めを
しなきゃならない状態になっちゃったんでしょうね。これならテーマいりませんから。


なにしろ枚数が多い。どこまであるんだってくらいあって超満足。
オリジナルプリントもあったりして嬉しい限り。


やっぱりこの人、うまいんだよね〜。なんでやねんっていうくらい完璧な構図(が、多い)。
もちろん何千枚も撮って何枚というレベルなんだろうけど、そういう写真があることに
センスと運を感じるな〜。
デッサンもきちんとしてて。やぱ美術の基礎があるってのは強いんだろうね。


まさに神です。でもあの数を見ると割と作風って変わっていないな(変われないのかな?)とも感じた。


http://www.momat.go.jp/Honkan/Henri_Cartier-Bresson/index.html#outline