uni-ball signo 太字 or uni-ball GEL IMPACT


久々に近所のB2S行って、買って、脳天直撃したのがこちら。三菱のuni-ball GEL IMPACT。新作!?とはいってもおそらくこの名前とデザインは海外専用で日本国内での販売名は10年ほど前からあるuni-ball signo 太字と思われる。



これは何が凄いってそのインクフロー。インクの出る量と出る質が究極的。羽根でホコリをはらうような軽さでどこまでもスイスイスイーッとペンがついてくる。正直に言ってLAMYのM66などの比ではない。GELでボール径が1mmなので非常に太字。そしてインクの無くなる早さも早い。でも150円。(タイでは60バーツの高級ペンだけど)。


日本の技術の凄さを実感するにはこれほど良いペンは無いでしょう。SARASA1mmも良いんだけど、あれは名前通りサラサラしすぎてて、若干だけどカリカリ感がある。そのため程よい粘度のあるこっちが太字GELボールの決定版と思う。コレにかなうヌラヌラは万年筆でもあるのかどうか。とにかく書いていて気持ちがいい。



ついでだから書くけれど、LAMY M66は書ける紙と書けない紙の差が激しい。書けない紙だとイライラするほど凄くかすれる。いつも同じメモ帳を使えば解決する事だけど、ペンとしての実力は日本製品に残念ながら劣っていると言わざるを得ないな。



問題は、いつまでもデザイン。それのみ。うーん。まあ150円のペンにそれを求めるのは酷だけど。
海外ペンに日本製のリフィルを入れる改造が巷で(かなり限定的な巷?)流行っているのもうなずける。それくらい日本のペンを作る技術は他を圧倒してしまった。


そしてここ最近の三菱鉛筆の凄さ。最近出た文具の中で大きな話題になった油性ボールペンのJET STREAMも三菱。あれは1mmボールがこれが油性なわけないジャーンってくらい素晴らしいなめらかな書き味だものなあ。脱帽。