雲仙観光ホテルの大浴場とバー
そしてこのホテルは温泉。それも雲仙からの良質な酸性硫黄泉がひいてあります。これ、泉質凄く良かった。まあ温泉の泉質は人それぞれなのであれですが、個人的に好きな方向性の泉質でした。硫黄泉好きなんですよ。匂いとさらさら感覚が一番合う。
で、ここで一番いいたいこと、それは洗い場について。ふつう洗い場の排水溝は何カ所かの洗い場と共用で、上流に座らないと他人の排水が流れて来ますが、ここは違う!一人に一つの排水溝。これには感動を通り越して感涙。いつも上流の洗い場を確保していた私として、そんな下賎な事をする必要の無いこのホテルの浴場の洗い場は最上級の洗い場と感じました。おそれいりました。細かい事ですが、最も感動したのがこの部分。
トンボの意匠が素敵すぎるアンティークなスタンド。こういう素晴らしいオリジナルなものがあちこちにおいてあります。
創業当時からほとんど変わらないというバー。籐のいすが昭和初期のいかにもなモダニズムを感じます。
さて、ホテルスタッフ皆さんお揃いでのお見送りを受けて、素晴らしかった雲仙観光ホテルともお別れ。外は紅葉が始まっております。いざ雲仙観光へ。