ミニチュアワンダーランド スイス編


さて!やっとミニチュアワンダーランドです。
実質的に今回から紹介しますけど、なにしろ紹介したいポイントが多いので出来るだけ絞っていこうと思います。


このミニチュアワンダーランドは世界最大のHOゲージ鉄道模型レイアウトで、最初は兄弟が始めたプロジェクトがどんどん大きくなって世界最大になってしまったらしいです。で、現在までに完成しているのがドイツ、オーストリア、スイス、アメリカ、北欧そしてスイスの5つですがドイツは地域で分かれているので7つ。これに作業中のフランス、イタリア、アフリカ、インド、英国、 オランダ王国、その他エリアが加わり完成は2014年予定となっております。つまり現在は未完成の状態です。ですが!すでに世界最大のレイアウトとなっておりまして、きちんと見るためにはすでに1日では足りません。


良い比較対象が交通博物館鉄道模型ジオラマ位しか思いつかないのですが、大きく違うのは以下の点。
1.圧倒的にサイズがデカイ 
2.ガラスで仕切られていない 
3.1日に6回とかではなくずーーーーっと走っている 
4.鉄道に興味のない人でも楽しめる仕掛けがスーパー多いし、どれもメカニカル的にアイデアの宝庫で素晴らしい!! 
5.ミニチュアの中でも人の出来とバリエーション(すべて違う)が凄すぎる・・・。


こんなところでしょうか。よく此処まで思いつくなあと感心しきりなアイデア、ドラマ、メカが登場します。


コンセプトは交通博物館(現鉄道博物館)のは鉄道が主役であり、博物館の1施設。それに対してこちらは人が主役であり、ミニチュアだけで面白い世界をつくってみようという考え方。これがおそらく鉄道模型ジオラマの枠を超えている所以だと思います。


予備知識はこんなところで早速行ってみましょう。
入り口で10ユーロを払ってまず飛び込んでくるのは吹き抜けになったスイスエリア。6mのマッターホルンをシンボルにあり得ないくらいの鉄道が走り回ってます。



これがファーストビュー!デカ…しかも高さがあります。さらに高いところまで線路が延びてるんですよね…あり得ない。



デカさにまず驚いた後は細部の出来の良さにさらにビビる…一目見れば誕生日に車プレゼントされたって分かりますよね。こういうウォーリーを探せ的なミニチュアドラマがこのクオリティでそこら中に置いてあるんです。凄いのは人のミニチュアがそのドラマのためだけに作られているということ。

夜になると車の電気付きます。



次は向こうで人気のDJボボのコンサート会場。デカすぎます。



だんだん近づいてみますと(このコンサートステージ上の演者はすべて動きますし、照明もスクリーンもすべて機能します…しかも観客のフラッシュすらも再現されてます…)



こんなんなってます…ヒトを細かく作りすぎです。



鉄道のことを書き忘れましたので、このビデオを是非ご覧ください。鉄道のレベルもあり得ないことがよく分かると思います。山の中の駅の照明がとても美しいっす。