冬の海の幸を堪能出来る幸せ

日本海と太平洋と津軽海峡を一手に引き受ける下北半島の東側の北端尻屋崎でも下北半島の特異な風景を楽しむ事が出来るんです。
この尻屋崎、寒立馬と呼ばれる放牧馬が各所で放牧されていて、これが厳冬期にデカイ体格でじっと耐える姿がかなりかっこいい馬。でもそのすぐそばには石灰石を採る本当にあり得ないデカサの人工物(ベルトコンベア、港などなど)が目に飛び込んでくる。ここの石灰は主に製鉄用(石灰の不純物吸着能力利用)とセメント用に出荷されているようです。


これこれ。大自然の中の放牧馬が見られる!と思って勢い勇んで向かうと、この景色がどーんと来る!なぜならここにこれほどの人工物がある事はほっとんどどこにも書かれていないから。ちなみに三菱マテリアルと日石鉱業2社が操業中。住職隣接で地の果てみたいなところだから、ここに飛ばされる人の気持ちになってしまった…



そんな人工物群を抜けると馬が待っています。現在数は約40頭。どっしりとした体格に惚れる。遠くにいたけど、4カ国語で馬と叫んでいたら2頭寄って来てくれた。タイ語聞いたか?



ここが尻屋崎の突端付近。本当の突端である灯台周辺は冬は閉鎖されていました。

さて、下北半島東側の突端を抜けて、西側の突端、大間を目指します。今晩は1泊朝食付きで5500円の町営の温泉施設内の宿泊施設。ここ、普段は日帰り入浴施設だから凄く広くて閉店する9時以降に人いないし、お風呂は広いし最高に気に入った。



夜は近所の寿司屋へ。ちなみに大間のマグロは通常全量が築地など大市場に出荷されるため、大間で食べられるのは輸入物などを出しているか築地などから帰ってきたもの。ちなみにここでは刺身6切れ(大トロ、中トロ、赤身)で5500円というお値段。さすがにパス。大体大トロ1柵(7、8切れ分)15000円、赤身1柵4000円が相場の通販などでの価格から考えるとまあ、妥当なのかも。なので大間でマグロを食べるときはほとんどが輸入ものという状況。ううむ。こりゃ同等の品質と比較してブランドだけで価格が跳ね上がるモノの1位でしょうね。これなら今が時期に入りつつあるうにのほうがいい。


このカキフライはキャベツもうまかった。なぜか。



軍艦巻きの外からでは分からないけど、このうに、いくらはご飯よりもネタの方が多い!感動。



いかも青森ですから。イカ好きなので、イカだけでいいかという気分になれます。



それにしてもこのウニ、スッと入ってくる。寿司の方がうまくて追加してしまった。産地で採れたてを食べるのがうまいものの代表格がうにだと思う。



最後はメニューの写真を見ていたら食べたくなったもつ鍋で。もう動けません。満腹。