エストリルの風

ポルトガルリスボン以外で知っている街は1996年までポルトガルグランプリが開かれていたエストリルサーキットのあるエストリルだけ。どこにあるのかと思ってましたが、ロカ岬のすぐ近くなんですね。ま、仕事と一切関係ないのでさすがに行けませんでしたが。


そんなエストリル近くの小さな街がカスカイス。綺麗な観光都市となってます。


少しだけですが、彩雲が出ておりました。


裸の親父vs裸の親父の戦い。テニス的な球技でした。



完璧に撮って下さいネ!というあり得ない位置に駐車された初代ロータスエラン。こうしてみるととてもかわいいデザインですよね。
日本でも未だに人気があるのがうなずけます。。


それはさておき、ロータスで思い出しました!そう、エストリルでのポルトガルグランプリはいろんな事故や事件が起きるGPでしたが、一番有名なのはやはりアイルトンセナが初優勝したGPということじゃないでしょうか。1985年の雨の中の初PP、初優勝という流れは雨にやたら速いセナということを強く印象づけたことでしょう。この時に乗っていたのがロータスでした。(←こじつけ)



ここは完全に観光地なんですが、牧歌的なムードと都会的なムードの両方を持っている不思議なところでした。






そしてここはとってもカラフルな街。こんな色の建物は見たこと無い!




一方でちょっとピンクな壁と青空とのコントラストは朝夕のサウダージ感の全くない気持ちの良いところ。
なお、お土産屋さんの物価は今までで一番安かった。エプロン5ユーロとかキーホルダー1ユーロなどかなりお安い。



そんな景観の中でやたらとSEXYな広告がポルトガルでは大流行中のようでした。携帯電話のプロモーションですね。
これだけSEXYだと目にしてしまいますね。



そんなエストリルの風を一瞬感じたあとはリスボンに戻ってきました。7月25日橋。
最近では平行してヨーロッパ一長いバスコ・ダ・ガマ橋というやたら長い橋も建設されて供用開始してます。



ベレンの塔。テージョ河の貴婦人と呼ばれる美しい要塞ですが、地下には政治犯のために水牢が設けられていたそうです。
満潮時には牢の中までたっぷり水が入ってくる仕組みだったとのこと。これは鬼畜!




そんな過去も綺麗さっぱり流されて、今では美しい公園となっております。