天売島は確かに、楽園でした。

島が大好き。小3の時に八丈島に行って以来、島で暮らすことを夢見て日本のいろんな島を巡ってきました。
天売島はそんな島達の中でもガツンと来るいい島でした。
何が良いってね、ご飯ですよ。海の幸美味すぎました。丁度私のいった時は6月。なんとウニ解禁1週間後!!
解禁直後のムラサキウニは身がたっぷりでさらさらと溶けるようにのどに吸い込まれていきます。


そして自然。海鳥、凄かったです。その内容は又あとで。



天売島についった〜!かわいいウミガラスがお出迎え〜



こちらのおろろんレンタルでバイクを借りました。色々おまけしてくれて超いいお店でした。
ま、島を廻るだけならレンタサイクルでも十分なのですが、時間が殆ど無いのと、バイクな気分だったのでレンタル。



さあ着きましたよ。夢の浮島。



ここにもやっぱりいるのよね〜デカウミガラス。とりあえずでかくする。こういうところは沖縄に通じるものがありますね。



おろろん2ともお別れです。




鰊番屋。ここでも鰊捕れていたんですね。


さて、天売島の6月といえば、ウトウの帰島です。
40万羽のウトウが日没後一斉に餌を持って巣に戻って来ます。


40万羽ですよ!?40万。ウトウの世界最大の繁殖地、それがこの天売島なんです。



お昼に行くと、こちらの巣はもぬけの殻でございやす。



こちらの道もこの時期はウトウのために一方通行になってます。



焼尻島の先に北海道が見えます。



ここ崖全部、巣です。
圧巻です。



真西に向かって海鳥観察所が設置されています。死ぬほど格好いいですよ。ここ。



崖全部巣+利尻富士
ちなみにこの天気、こんなに利尻富士がはっきり見えるというのは1年に数回とのこと。




すっからかんの巣の前にはウミネコどもが待機。なにしているかというと、餌を獲って帰ってくるウトウちゃんの餌を横取りしようと狙っているのです。
ウトウちゃんは子供のために1日2,300km飛んで餌(魚)を獲ってくるそうなんですけど、こいつらウミネコは待機。
まさに泥棒猫!


人間の生活に置き換えると大きな倫理上の懸念がありますが、健気なウトウはそんなウミネコの襲撃にも耐えて共存している!
これほど心の広い鳥が居るのか!と心持ちを大きくしなければいけないと気持ちを新たにしました。





海鳥観察舎に至る道。利尻富士3連発。




何だろうこの壮大な景色は。日本のスケールをやっぱり超えている気がします。



小屋の中には自由に使える望遠鏡があり、いつまでも心ゆくまで観察できます。
最高ですね。ここは。




お昼の観察を終えて宿へ。焼尻島もはっきり見えます。



天売島のメインストリート!教授、超キープレフトです。



今夜のお宿はこちら、萬屋旅館さん。
部屋からの景色は海しか見えません。昨年の舟屋もそうでしたが、バカ旅、最近海が近いですね。


このあと、最大のイベントとなる夜の観察(日没ぎりぎりからの観察)でウトウが海から帰りまくってきます。
その前に早めの夕食を頂きます。この夕食が凄すぎました!詳しくは次回!