東京散歩 六本木-元麻布-芝
6月27日
引き続いて天気が良いので、六本木から元麻布、そして芝公園、最後は茅場町という散歩をしてきました。
早10年が経とうとしている六本木ヒルズ。
Googleやゴールドマンサックスなども入る森タワーですが、ここのテナントほど栄枯盛衰という言葉が似合うところも無いでしょう。
最近ではApple Inc.が初台のオペラシティーから移転したことが記憶に新しいかもしれません。
この緑色の熱線吸収ガラスが大々的に使われたのもここからでしょうか。
かなり急な坂を登る途中にあるライオンズマンションのような建物。
オーストリア大使館でした。
坂を登ったところに案内が。ここがあの有名な暗闇坂でしたか。
六本木ヒルズから歩いて10分くらいのところなのですが、静かな住宅街となっています。
駐車場は月45,000円。
西町インターナショナルスクール前。日本有数の高級住宅地でしょうね。
そんな中にポツンとブルキナファソ大使館が見えます。
ちょっと前、恐らく昭和50年代くらいの一軒家という佇まいで、大使館らしくない大使館です。アウトレイジっぽいといえば、かなり『ぽい』かもしれません(わかりますか?)。あの事件の元ネタはコートジボワール大使館だったんですけどね。
あるわけない でも探してしまう AVANTI
といった感じでしょうか。ちなみに坂の中腹には新築された大韓民国大使館があり、物々しい警備がされております。こうしたGoogle Mapに載せていないような少し緊張感のある大使館の写真は撮ると職質を受けると思いますので、ご注意下さい。なお日本国内では職質だけで済むと思いますが、こちらでは結構厳しく言われることもあります。
坂を下ると麻布十番商店街に着きます。
二の橋交差点まで降りてきました。ここにも警備の人がいますね。
この川は古川。上流は渋谷川という名前で港区に入ると古川と名前を変えます。
源流は新宿御苑の湧き水で最後は浜松町で海に流れ込みます。
二の橋を渡り、三田へ。
寺町然とした寺密集地帯三田1丁目からシティタワー麻布十番を望みます。
三田は少し台地になっているのでとても気持ちの良いところです。
綱町三井倶楽部、東京サービスセンター(かんぽ)など歴史のある建物を観ながら、再び坂(綱の手引き坂)を下ると三田国際ビルが見えてきます。
ビルの2階にある広場はかなりの面積があるにもかかわらず、人っ子1人おりません。まさに都会のエアーポケットのような空間でした。
赤羽橋で再び古川を渡り、芝公園へ。
国道一号線、外苑東通りに繋がる都道319号線(環状3号)、白山から芝まで結んでいる都道301号線が繋がる赤羽交差点。
東京タワーの真下、あじさいの季節でした。
日がだいぶ傾いて参りました。神谷町の地下鉄まで歩いて参りました。日比谷線に乗ります。
人形町から水天宮へ。茅場橋を渡ると首都高速の下を日本橋川が流れています。
ぺんてるビルに水面が反射しておりました。
そんなわけでこの日の午後は久々の東京散歩を楽しむことが出来ました。カメラ片手に適当に歩いていても歴史や裏話がある場所に出会うことが出来るのが東京。やっぱり楽しいです。