ゴッドファーザー パート3のロケ地 ヴィッラ・マルフィターノ

パニーノ・コン・ミルツァで腹ごしらえが出来たところで、パレルモ市内のゴッドファーザー撮影ポイントへ。



まずヴィッラ・マルフィターノ(Villa Malfitano)パレルモ市内、ダンテ通りにある広大なヴィラへ。
元々マルサーラ酒で財産を築いたイギリス出身ウィタカー家のヴィラだったそうです。



こちらの建物、観た方ならもうお分かりかと思いますが、3でマイケルたちファミリーのバゲリアにある家として使われております。
なおバゲリアはパレルモから少し東に行ったところにある小さな街ですが、実際の家はパレルモのかなり中心に近いところにあります。


邸宅はとにかく広く、本当に酒で財産を築いたという所もなんとなくコルレオーネファミリーを彷彿とさせて良い感じです。


では実際の映像をちょいと拝借して実物と比較してみたいと思います。




まずはマイケル軍団が到着して地元ファミリーに大歓迎を受けるシーン、
およびマイケルとケイがこっそり2人でランチア・ガンマ ベルリーナに乗って出かけていくシーン。
(ガンマは4ドアながらクーペの様なスタイルで大変美しい車でございます)
撮影時との違いを観察するのも面白いですね。蔦が無くなり、木が大きくなっている様な気がします。





続いて、中庭の噴水から屋敷を望むショット。同じような焦点距離で捉えてみました。
まるきり同じ!興奮!!





続いて屋敷の中から中庭を捉えるショット。
こちらマイケルとコニーが密談しています。
特徴的な電灯の形が分かると思います。




もういっちょ、ブスだ大根だと人気の無いコッポラの娘、ソフィアコッポラが父母を見送るシーン。
私はソフィアコッポラ結構好きなタイプなんですけど、ダメですかねえ?
それはさておき、こちらのにっこり笑顔が印象的なライオンの像。今でもしっかりと邸宅を護っています。
ホント可愛いんで、拡大してみて下さいね。DP3で撮ったのでシャープですよん。



なお対になっている向かって左側のライオン像、これさらにスーパーかわいいです。
なんと寝てるんです。いや〜さすがライオン。寝ててもOKな防犯効果ということでしょうか。


そんなわけでロケ地巡りその1は大成功と相成りました。


ただ!!こちらのお屋敷、入場時間が決まっておりまして、それを過ぎると静かに門が閉ざされる仕組みとなっております。この時間を知らないと屋敷内に閉じ込められてしまいます。ロケ地に興奮すると時間を忘れてしまいがちですので、こちらにお越しになる際は出る時間を良く確認してからがオススメ。そう、我々は閉じ込められそうになったのです・・・(>_<)