ロスト・イン・トランスレーション


はい。ということで久々に劇場へ。おそらく行定勲監督「きょうのできごと」以来。今回はソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」を川崎で観てきました。ソフィア・コッポラと言えば親父があのフランシス・コッポラ(フランスのワイン製作者)です。


外国の映画で東京(例、ワサビ)や大阪(例、ブラックレイン)を撮った物は一概に日本人から見るとうさん臭ーく見えますよね。それがまず、この映画には全くない。一瞬、富士山と京都が出るが、いかにもーな映し方ではなく、効果的に挿入されている感じ。東京の映像にはとても透明感があって気持ち良いし、孤独な男女を描いた部分は暖かい感覚でとてもバランスが良いです。気負ってみる映画ではないので東京を割とセンスのいい外人が観たらこうなると言う事に興味のある人なら是非。「真珠の耳飾りの女」主演のスカーレットヨハンソンの足にも割と注目の方向性で。


写真はその後で食べた居食屋「咲くら」のしーざーすさらだ。ここ、お酒もいいし、気に入りました。