ADBキーボード


 久々のモノ語り。今回は愛用しているApple Desktop Bus KeyboardことGSキーボードです。このキーボード、もともとはApple II GSというPC向けで、製造されたのは1986年です。
もういまから20年近くも前のキーボードなんですが、これを越える気持ちよさ、良いデザインのキーボードにはお目にかかった事はありません。下の写真のキーのデザイン、二段になっているのが分かりますか?


キーボードで一番重要なキータッチ=打ちやすさ。これはキーの形状や、機械式(今のキーボードはゴムが多い)構造などなどいろいろな点でお金がかけられていて、もう、これで文章を打っているといつもの何倍も書く気にさせてくれます。文字の印字も印刷ではなく(今はレーザー刻印が多い)後ろから違う色の樹脂を滲ませるという何とも難しそうな構造。でもおかげで変なザラザラ感覚とかが全くなくてみていて飽きがこないんですわ。


いままでは今使っているPCに接続する方法が無かったんですが、USB形式に変換してくれるアダプタを購入したのでまた引っ張りだして徹底的に洗浄して使っています。


 キーボードって現代では筆記用具と同じように使われているのに、あまりこだわらない人が多いように思います。いま研究室で使っているデルのPCのキーボードは自分の感覚では本当に打っていて気持ちが悪くて閉口します。キーボードを取り替えるとPC上で文章を書く際に全然感覚が違ってくるので、是非自分の感覚に合ったものを選択する事をオススメします。