桜ばかりやね+ワンセグ放送に関して


 まあこの時期ですので。ちょこっと日陰なのが残念ですけど綺麗な桜道。大学の構内で撮影しています。


これだけだとあまりにあれなんで、ワンセグの話でもしましょうか。


この4月1日から本放送が開始されたワンセグ。用途はほぼ携帯電話向けのTV放送と言っていいでしょう。これ、凄いですよ。いままでの携帯テレビってほとんどまともに見られるものじゃなかったけど、これはくっきりはっきり。昔のSFで出てきたようなやたらくっきり映るテレビと同じ。まさに未来を感じることが出来ます。


テレビ地上波放送は2011年から地上波デジタルに完全に移行します。これ、疑問に思っている人多いと思いますけど、意味は全くないです。メリットといわれる「ハイビジョン」やら「遠隔地での視聴」という機能は衛星放送ですでに簡単に実現しています。なのにわざわざ時代遅れの地上波を残すというのはただ単に地方TV局や既得権益を守りたいだけなのです。では「いままでの地上波でいいじゃん」というとそうでもなく、今までの放送用の電波を携帯電話用に明け渡さないといけないから渋々やっているのです。ようはテレビは携帯電話にお株を奪われたわけです。


でも、このワンセグだけは唯一地上波デジタルのいいところですね。21世紀だなーって実感しました。ちなみに沖縄でも那覇沖縄市で放送開始です。


詳しくは「CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか」 谷村 智康 (著)
あたりでどうぞ。