iPhone4の衝撃


・雑感
 昨夜行われたWWDCで発表されたiPhone4。事前に流出してしまったものと全く同じでデザイン面では大きな驚きは無かったけれど、ソフトウェア面、ハード面では来るところまで来たなあという感慨に近いものがある。カメラ部分がとても強化されていてLEDがついた事、5Mピクセルになった事などが大きな話題だけど、照度計や撮像素子サイズの大型化(←これは未確認だけど恐らくそういう事)などカメラに重要な部分をきちんとした事は正しい進化させているなあと素直に嬉しかった。HDビデオもいいけど、ビデオ撮影中にピント合わせたいところにタッチ機能が使えるとかすごく便利そう。


・ビデオ会話
 技術的には日本のFOMAケータイが出たての頃、何回か使ってみたいわゆるテレビ電話モードと同じ。しかも少なくとも今年はWi-Fi環境でしか使えない。このテレビ電話、日本ではすでになぜかほとんど廃れちゃっている感が否めないけど、iPhone4で出来るようになったと言われると『2010年になってやっと出来ました!未来凄い!』というマジックがかかる。なぜ?



その疑問はサッチモが歌う「When You Are Smiling」にのせてビデオ会話の紹介をするビデオを見ると、良くわかる。このビデオの最後のほうに手話で会話するカップルが出て来て、会話出来てうっとり!みたいなシーンがある。まさにビデオじゃないと会話出来ないわけで、必然性バリバリ。とても見せ方が巧い。せっかくハードはあったのに自分の顔の代わりにキャラの顔で電話するというサービス(キャラ電)とかやってた日本・・・あ〜〜もうモッタイナイなあとしみじみ思ってしまった。ま、FOMAのテレビ電話とこれは大分画質も違うと思うけどね。


Use FaceTime with your iPhone, iPad, or iPod touch - Apple Support


・結論
 さすがに今年3年を迎える初代iPhoneには引退していただこう。ここまでやってくれればホント、文句は無いっす。完敗です!これでタイに3Gがばっちり普及してくれればいうことないんですけどねえ。