宗谷本線巡り 雄信内ー南幌延


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宗谷本線の駅舎の中で最もグッとくる木造駅舎かもしれない雄信内駅。

九州の木造駅舎などと違って今にも崩れ落ちそうな雰囲気。





以前までは隣りに上雄信内駅があったのですが、こちら、駅の周りに他に繋がる公共道路がなく、外に出るためには私有地の牧場を突っ切らないといけないというエクストリームな状況だったため、残念ながら廃駅となったようです。






牧場の中を突っ切る道道256号線。宗谷本線と同じルートをたどる国道40号線とはこの辺では分かれて走ります。



ちょうど特急サロベツがやってきました。



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続いてはこちら、安牛。今までの駅舎の上を行く極めた感じがあります。




ちょうど稚内行きがやってきました。



駅前に何も無いのに律儀に止まる列車を見送ります。




列車が通り過ぎた後はまた静寂に包まれます。ここも昔は小学校があるほど賑わった集落だったそうです。



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本日最後の訪問駅は南幌延駅。駅舎すらまともに存在しないという安牛駅以上に最高に極まった駅でした。


実はこの時気がつかなかったのですが、後ろに小さな駅舎(ほぼ小屋)が実はあるとのことです。
パッと見、駅と分からない駅。ここは究極の駅ですね。



以上でこの日の駅舎訪問はお終い。
次回は幌延の核燃料関連施設をご案内いたします。私達がどういう選択をするにしても絶対に必要な施設。
その研究施設が幌延にあります。