RX1R買っちゃった!

もう7月も22日。。。
更新したいネタは溜まれど、子供と遊んだり、移動を楽しんだり、仕事をしたりしているとなかなかゆっくりと記事を書く時間も無く、こんなにご無沙汰になってしまいました。基本的にとっても楽しい日々を過ごしている、それだけは間違いないと思います。

さて、本当に久しぶりに新しいカメラを(中古ですが)買ってみました。
コンパクトデジタルカメラなのにフルサイズ(35mm版)センサーを搭載しているRX1のローパスレスモデルRX1R。
簡単にいえばF1のエンジンをミニバンに積んだエスパスF1みたいなモデル。


ちょっと分かりづらいので、もう少々民生モデルっぽいところでいうと

Renault5にターボエンジンを積んで小さいのに超速いRenault5Turboみたいなモデルです。


古い?最近の車だとアウディRS3 スポーツバックとかGolf Rとか、あの辺ですね。



とにかく普段よく見る外観で車体は小さいのにエンジンがやたら高性能で速い、というのが特徴。


そんな変態的なモノが大好きなのでお値段が下がるのを待っておりましたが、ついに良いくらいの価格(13万)まで下がって参りましたので、行ってみました。



見た目普通のデジカメです。見る人が見ればもちろんわかるんですが、今のところ知らない人には全く気がつかれません。
そこがこのカメラの良いところですね。



こちら初めて撮った1枚目。半径1メートルの日常が非日常に変わる。




レンズは収差がたくさんあって結構癖があるんですけど、F2.0。
これにフルサイズセンサーの余裕が加わると夜でも手持ちで何でも撮れます。



接写機能もあり、20cmまで寄れます。
寄ったときにF2でもシャープ。これが一番のお気に入りポイント。




なんでも開放で撮りたくなる。




白黒モードもなかなか。
ただ、こういうところ、操作も出来ることも普通のデジカメの延長線上なので、決して撮っていてもの凄く楽しいかというとそうでもない。
写るんです使っているけど、実はレンズはCONTAXみたいな感覚の不思議なカメラです。



しっとりと湿度を含んだような日本的な風景に合っている気もします。
少しアンダー目に露出も出てきます。



意図的に白を飛ばすくらいの露出補正をかけるとこれはこれでとても透明感のある仕上がりに。
金属やガラスが得意。



レンズシャッターなので無音なのは最高。
ただF2だとシャッタースピード2000分の1まで。そこだけが残念。




解像度の高さ、これは後ろの液晶で見ても何とも思わないんですが、家のモニターで観ると歴然としています。
本当に細かいところまで良く写ってくれます。




小さくてどこへ持って行くにも苦にならない高画質。しかもだれにも意識されない大きさと外観。
今のところ私の写す写真に一番フィットするカメラだと思います。AFも言われているほど遅くないです。