X100Tで切り取る日常
こちらに帰ってきてからカメラを昼休みに持ち歩いてたりすると何を撮るのが好きなんですかと問われることがよくあって、考えてたんだけど、日常をよりよく残したいという願望からの写真なんだと最近気がついた。
鳥や飛行機など遠くの動きの速いものを瞬間に閉じ込める写真も好きだけれど、一番好きなのは日常。撮ろうと思って何処かに撮りに行く写真ってほとんどない。なので長い焦点のレンズもコマ速も正直必要ないんだって、いわれてから気がついたわ。必要なのは小さくて軽くて明るくてよく写るカメラとレンズ。
もちろんiPhoneでいいじゃんといわれれば全くその通り。
現状のiphoneのカメラは5年前の高級コンパクトとセンサーサイズ以外はそう変わらないスペックで本当に良く撮れますから。
ただX100Tの魅力というのはそれとはまた違うもの。
それは撮るまでのスピードが速い、使いやすい、使っていて楽しい、というもの。
シャッター速度、絞りが一瞬で把握できる安心感。そして気持ちの良いファインダー。
まさに唯一無二の使い心地です。
だから日常を切り取るのにこれほど楽しいカメラは無いかも知れません。
ただ、室内のWBはちょっとだけ癖があるのでだんだんとそこは追い込んでいきたいところ。
こういうマクロ域の撮影はF4に絞り込む必要があります。
この写真はF2なんですが、ちょーーっとボケっとしてしまいます。
もちろんこれがX100のレンズの味でもあるのですが、料理写真撮るときにこの味はあまり好み出ないので、そこだけが改善して欲しいところ。F2.8くらいからピント面シャープでいて欲しい。